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2018-11

剣とヒゲとおてんば姫@All for One

月組の三銃士(一本物)観劇。
いやあ、この時代は何度も見てるし、三銃士もアンヌも何人も思い出せるけど…
それでもいいよねえ。

固い絆で結ばれた男たち。
要所要所で挟まれる、チャンバラ。
きらびやかなドレスを着た娘役と、さっそうとマントを翻す男役。
もうね、ときめくよね、萌えるよね、燃えるよね。

私は昔の宙組でやった「エクスカリバー」が大好きなのだけど。
あれも結局は「真っすぐな性格で剣の腕の立つ主人公が仲間とともに圧政に立ち向かい、姫を救出し結ばれる」話。
見ていて幸せになれる、男役のカッコイイシーンと娘役の可愛いシーンが盛りだくさんのハッピーエンドのおとぎ話的冒険活劇。
スカーレットピンパーネル、大海賊なんかもそうよね。
私が宝塚に求めてるものが全部詰め込まれた公演。



まずはたまきちの「ひざまずく姿勢」の美しさよ。
アーサー王でぐっと上手くなったんじゃないかな、コレ。
で、そのダルタニアン@たまきちの相手役がルイ14世@ちゃぴ。
もちろんBLなわけはなく、いろいろあって女の子なのに男として育てられたルイ、という事ね。
ルイ14世ふたご説は昔からいろんな創作に使われていて、今回は「男女の双子」で、王子の方が行方不明。
このちゃぴが可愛い訳よ。
いつでもちゃぴは可愛いけど、「男のふり」を一生懸命する姿も、女子にもどって羽を伸ばしている姿も、女子モードなのに一瞬出てしまった男口調に慌てる姿も、全部可愛い。
そりゃあダルタニアンもメロメロになるに決まっている。

で、三銃士の知恵のアトス、美貌のアラミス、怪力のポルトスも三者三様カッコイイ。
アトスはヒゲのトシくんで、打倒マザランの旗印である侯爵とのチェスのシーンが最高。
一瞬だけ真剣な目になって、コマを置いたら一手でチェックメイトだなんて。
劇団主催となった元銃士のビゴーとの大人の友情も熱い。
アラミスのみやるりはもうね、美しい麗しい。
マントさばき、剣のしまい方、一挙一動が美しい。
顔だけじゃないのよ、みやるりの良さは。
ポルトスは中の人である千星ちゃんが下級生なせいもあってか、末っ子風味。
ただ、可愛い。
途中で剣劇の一座に紛れ込んだ時も、一座で可愛がられているのがよくわかる。
なんていうか、「弟にしたい」または「うちの娘の婿にしたい」タイプ。

私利私欲に走ったマザランを倒すため三銃士とダルタニアンと侯爵が立ち上がる。
同時進行でルイの双子のかたわれ探し。
ルイが本当は女、という弱みがあるからマザランが好き勝手してたんだしね。
最後はもちろんルイが見つかりハッピーエンド。
しかも、お見合い相手のテレサが本物のルイに惚れてくれたので、外交もOKの全方位のハッピーエンド。

マザランのヒロさんの大物系な怖さ、モンパンシェのコマちゃんの「男役が演じる娘役」ならではのあけすけな強さ。
都ちゃんの乳母が本当に母でねえ。
女なのを隠さなきゃいけないから、普通の王族よりずっと乳母の仕事量は多かったはず。
だから関係も濃いのよね。

ベルナルド、フィリップの2人はマザランの甥で腹心。
女たらしで剣はダメダメのフィリップはゆりやくん。
結構な学年になってるはずだが、コレがぴったりはまっちゃうところがもう、ゆりやくん大好きよ。
かなとくんのベルナルドは完全に当て馬で、ルイを落とそうとするけど全然ダメ。
コメディ担当な役だけど、でもねえ、やっぱりカッコいいわ。

舞台奥で一場面しか出てこないダルタニアン父がめちゃくちゃカッコよかったり、侯爵アトス座長のビゴーの大人チームにメロメロになったりと、オジサマが素晴らしい公演でヒゲも豊作。
剣とヒゲとおてんば姫、なんて素敵な組み合わせ。



フィナーレは毎度おなじみな展開で、次はだれがどう出てくるかまで予想がつくけれど。
それでも銀橋で歌うみやるりにはドキドキしたし、娘役をはべらすたまきちにときめいて、男役群舞で主にトシくんにメロメロになり、コマちゃんの本気の女としてのダンスの艶やかさに釘付けになり、ちゃぴの可愛さに溶ける。
いつもの展開でもいいのよ、カッコよくて美しくて可愛ければ。
あ、可愛いと言えば宮廷のシーンでずっとウロチョロしてるピエロガールがめっちゃ可愛いのであれも注目すべき。
ミニスカ最高。


こういうハッピーな公演が私としても好きなうえ、たまきちは「ザ・主人公」がハマるタイプ。
この調子で突き進んでほしいわ。
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