2018-07

デフォルメの先に@インプロジャンクション

第一回の立ち上げ公演との事で、いつものあさがやプロットへ。
砧川キヌ子さん主催で、芸人さんに役者さんも交えてのインプロ公演。
芸人さんはなぜかソニーの人多数。

インプロと言っても、形はいろいろ。
ゲーム性のある物、時間の長短エトセトラ。

まずはウォーミングアップ的な所から。

「ワンワード」
一文節ずつ文章を区切っていくもの。
インプロは「即興演劇」と訳されるけど、これは一般的な演劇のイメージではないね。
もちろん全体の設定は決めるけれど、何回で完成させる的な決まりもない。
ちょうどいいタイミングが来たら「終わり」と宣言してリセット、という形式。


「プレゼント」
1対1でのやりとりで、「プレゼントあげるよ」と箱を渡す仕草をしたら開始。
プレゼントの中身はもらった側の台詞で確定、上げる側が合わせにいく。


「専門家ゲーム」
専門家とインタビュアーの1対1のインプロ。
専門家側はハッタリ大事。
インタビュアーはとにかく細かく具体的な質問に持って行った方がわかりやすいみたい。


「私は木です」
1人目は木、そこに鳥やら蝶やらやってくる。
で、木は新プレイヤーのどちらかを残して撤退、次からもさっき残ったプレイヤーが新プレイヤーのどちらかを残して2人撤退。
わらしべ長者的にどんどん変わっていくのが面白い。



その後、いわゆる「インプロ」らしいインプロを2人または3人1チームでやって終了。



さて、ここまではちゃんとお勉強モードよ。
クチバズチェスのための。
とはいえ、普通に楽しんでるけどね。
お勉強とは口ばかり。


役者さんたちの声の使い方と、芸人さんたちの声の使い方がハッキリ違ったのが面白いと思った。
くどうあやこさんは劇団員経験もある芸人さんなのだけど、だからこそ相手が役者さんになった時微妙に変化するのよね。
デフォルメの方向が変わる、って言うのかな。
どちらが上手いとか正しいって事じゃない。
だけどそこには何かの差があった。
もう何回かこういうの見たらその「差」の正体がつかめそうなんだよな~。
この公演、第2回3回とやっていくつもりらしんだけど、その時も役者さん混ぜてくれないかな。
微妙な差が産む化学反応が面白かったのよ。


インプロだから基本小道具もない、衣装もない。
素のまま、年齢性別を変える、時代を超える、時空を超える。
落語での扇子の使い方のような「お約束」もそこにはない。
だから時には過剰ともいえる大きな動きや、有り得ないぐらいステレオタイプな芝居を作る。
リアルと大きく離れた過剰なものを織り込んで、食われずに芝居をやり切れるってスゴイことだよね。
と、限りなくオッサンに近い2人が「女子高生」というテーマでやるインプロを見て思った。
…オカマですらない何かがそこにいた。
だけどカツラもなし、スカートもなしメイクもなしで、「女子高生2人の帰り道」だと納得できた。
道具や衣装の力を借りずにデフォルメしきったその先にあるリアリティ。
それがインプロの魔力なのかもしれない。
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