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2019-04

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名作は心の鏡だから@エリザベート

久々すぎる宝塚の観劇記。


まぁ君の宙組エリザ観劇。
宙組はもうずいぶん見てなかったから、若手はほとんど把握できてない。
それでもわかるコーラスの厚さ。
ナントカの民シリーズを一番やらされた組だけの事はあるw

基本的なストーリーは変わらない。
だけど細かい台詞の変更や追加、衣装やカツラの選択で話の雰囲気はずいぶん変わる、



今回、私のお目当てはまかぜ君。
端正な若き皇帝。
予想通り、麗しい…

でもね。
フランツに注目し、感情移入するからこそ見えるものもあった。

「嵐も怖くない」でフランツは皇帝の責務を自覚しているし、皇后の負担もわかっている。
それが誰にでも耐えられるものじゃないこともわかっていたはずだ。
なのになんで、結婚相手を自分で選ぼうとする?

自分が背負うものの重みがわかるなら、それを背負えると周りが太鼓判おした人と結婚しておこうよ。
人として、恋愛として、自分と真逆のタイプに惹かれるのは共感できる。
けど、相手の心を壊しかねないってわかってたよね。
わかってたら、好きだからこそ、踏みとどまろうよ。
しかもフランツの方が年上なんだから。

この作品は、見る度に感想が変わっていく。
ある意味「鏡」なのよ。
私もいい歳になってきて、「誰かにわかってほしい」という気持ちより「自分の荷物を人に背負わせる罪悪感」が強くなってきてるのね。
わかってほしい、を前面に出せるのって、やっぱり若さなのよ。



演出のほうは、今回のヴィンディッシュ嬢は私の一番好きな「扇の交換」パターンの演出だった。
もんちの芝居を見て改めて思ったけど、別にヴィンディッシュはシシィとのかかわりで正気を取り戻したわけじゃない。
本物のシシィ登場で揺らいだ妄想がまた固まって、結果として幸せそうな表情に戻るだけ。
今までより豪華な扇を得たことは彼女の閉じた世界をさらに強化するかもしれないけど、それだけ。
そしてその閉じた世界、これもこれで孤独な世界なのに、それを自由と呼んでしまうシシィ。
今回ヴィンディッシュの後姿を割とちゃんと見て気付いたんだけど、シシィスターみたいな飾りをつけてるのね。
こういう細かいところがいいなあ、と。
シシィの最高潮のシーン、鏡の間ではシシィは白いドレスを着ている。
病院訪問のシーンではシシィは黒を着ている。
だけど、ヴィンディッシュは白。
もちろん患者だからなのだけど、それ以上に、シシィの「全盛期」の色と重ねて何やら考えさせられた。


みりおんのシシッィは表情が終始柔らかめな感じ。
後半になるにつれ虚ろになっていくけど、凶器めいたぎらつきはない。
あ~こういうシシィか、それもいいなあ。
そして子供時代から美人だ、美形だ。



まぁ君トートは本当に「愛されたい」トートだった。
だんだん人間の感情が芽生えていく、とは本人談だけど。
今回のトートはルドルフの棺の前ですがってくるシシィに「まだ俺を愛してはいない」と言う時、怒っているというより傷ついているように見えた。
そこが新しいな、と。
歴代トートの中で一番俺様感のない、寄り添うトートだったように思う。



おじさま軍団はいつもながらかっこいい。
だんだんツェップスが若返ってるなあ、とかはあるけれども。
シシィパパ(まりんさん)、ああなんて素敵なの。
まりんさんが歌うまいって認識はあんまりなかったけど、うまいんだね、いいわ~。
すっしーさんはグリュンネで、ゾフィーチームのリーダーって感じ。



久々の娘役のマデレーネの可愛さも堪能。
あのシーン、みんなトゥシューズで娘役の若いダンサー勢ぞろい。
私、そろそろマダムヴォルフの歌完璧に歌えると思うわw

ルキーニが今回若々しいので、マダムヴォルフに本当に食べられちゃいそうw
学年とか考えたら大したもんだわ。
狂気度は低め、きちんと話の狂言回しをこなすルキーニ。
世界の美女といる時のデレデレ度は高めw


役変わり公演だけど、私は1バージョンしか見ていないのでそこについては割愛。
一般的なダブルキャストとかと違って、宝塚の場合は演じる役が変わるだけで出てきてはくれるから、そこまで誰がどの役の日ってこだわって見に行かないのよね。
(外の箱だと出てるか出てないかの話だからね…


今回、まぁ君の「レザー多用のヘビ系紫髪トート」はかなり似合っててよかった。
しかし。
黒天使は全員プラチナブロンドのまま。
なんか一体感がない…
ここだけはどうにかならなかったのかしら。

衣装は年々豪華になっていってて、シシィ初登場シーンの普段着のワンピースの裾に刺繍が入ったり手が込んできた。
今回のは相当かわいいよ。
お見合いのシーンの水色のドレスもいいわ。
昔の濃い青のバージョンより私は好みよ。
ヘレネと並んだ時の違和感もないし。

ところで、あの「愛の証なんだ」のネックレス。
結婚式にはつけてるけど、鏡の間ではつけてないのね。
…ここら辺もなにか象徴してるのかしら。

フィナーレ。
ルキーニのダンスに惚れかけた。
浅黒い肌であの振り付けは反則だよなとつくづく。
でもね、すっしーさんも素敵よ!
ダンス自体できる人が顔でも踊ったらそりゃあもうカッコイイに決まってる。
まかぜ君も見たいけど目が足りないw


あとはパレードの時のルキーニの謎軍服問題さえ解決すればwww
もうキッチュの総スパンジャケットでいいと思うけど…ダメなのかしらw
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お笑いメインに、芝居、宝塚と西へ東へ。

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