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2019-07

めがね萌えに朗報です@グレアムボックス~8月のめがね~

ドストエフストライクがリニューアル。
基本メンバーは変わらず。
ただ、今回は副題の「8月のめがね」の縛りが強く、全編めがねコント。
しかもどのコントにも必ずめがねっ子がいる仕様。
…萌えを狙ってきたなw

今回も「無意味律動」があるのだが、全員めがねでダンス。
なんか異様だw
基本は黒ぶちのセルフレームめがねなのだけど、メタルフレームも約一名。
そういう「はずす」感じとか、ずいぶんこなれてきたなあ。


いろいろあれど、とりあえず恐ろしいのは子役に何の違和感もないズーズーズーの南野さん。
特に小柄なわけでもないのに、なんであんなに子役がハマるんだ。
1本目のコント、「思ってたのと違う」。
手術を拒む病気の子供、南野さん。
そこに派遣されてくる野球選手。
1人目:論破する野球選手
2人目:正統派熱血野球選手
1人目の方は問題のある人物だけど、仕事ができる人って案外こうだよな~と。
大人って汚いw




めがねをかける行為が肩身の狭い趣味嗜好となってしまった近未来。
「めがね」は「タバコ」のメタファーのようだ。
不条理な世界観はししまるさんや南野さんにはよく合うのだが…
タバコとメガネは違いすぎるからなあ。
「なぜメガネが周囲に迷惑だとされるのか」をちょっとでいいから入れてほしかったな。
タバコの煙のような明白な理由がない迫害というのはちょっとなあ。
ししまるさんの力技で、リアルタイムで見ている間は笑っちゃうのだけど、見終わった後ちょっとモヤモヤ。





ここらでちょっと箸休め。
ショートコントタイム。
ここはもう芸人チームの独壇場。
役者チーム頑張れ!
今回の公演名にちなんだ巨大めがねが舞台上には鎮座している。
それを使って、小人になったり、巨人のめがねといってみたり。
今までこういう抽象的なことはやっていなかったので新しくていいと思った。
ただ、役者チームが相当大変そうなので、ちょっとそこは今後変えていかないとねえ。





あだ名で呼び合う昔の友達グループの同窓会。
みんな見た目通りのあだ名で、高校卒業から10年経ってもその見た目のまま。
でも1人遅れてきた「めがね」というあだ名の彼だけが見た目変わっていて…
めがね君役を演じるズーズーズーの平松さん、ここにきて本領発揮。
パワフルな3人に思いっきり振り回されもみくちゃにされ…
しまいには顔にめがねを書かれてしまう。
レトロ小町の木村さんは説得力のある芝居ができる人だし、ししまるさんとシュンペーターさんは存在感が派手だ。
そんな強烈なメンツの中で唯一「普通」ができるのが平松さん。
このコントが一番平松さんの個性が出ていたように思う。





修学旅行の夜の一コマ。
シュールというかなんというか…
これももうちょい説明のほしいコント。
なぜめがねが長いのか。
もうこの文が読者には意味不明なわけで。
このコントだけなぜか普通のめがねではなく、望遠鏡のような長い筒をめがねのように装着してるの。
しかもその筒の長さが人によって違う。
度が強いとめがねが長いのか?と解釈してみてたけど、説明なし。
一番長いめがねの南野さんが力技で笑わせにかかっているけれど、結局あれはなんなんだw





取調室のコント。
レトロ小町の二人がいい味出している。
まず犯人役の木村さん。
背後で何かを記録しているだけに見える吉澤さん。
南野さんは不条理な取り調べをする警察官。
雑談の時だけ声を荒げる、本来聞くべきことの時はさらっと流す。
その繰り返しで木村さんがわ~っとなって自白、というストーリー。
ストーリーも面白いのだが、真面目に記録取ってそうな吉澤さんの落書き(相当な画伯)。
それをたんたんと説明する吉澤さん。
まったく表情崩れず、言い切った。
GJ!
そう、ここは絶対笑っちゃいけないシーン!
ポーカーフェイスだからこそ面白い。





再び見た目通りのあだ名の5人組登場。
(さっきとメンバーは違う
文化祭の出し物を話し合っていたらハプニング発生。
遅れてくるはずだったメンバーが大けがを!
手先の器用な平松さんが応急処置をしようとするが、めがねがないから針に糸を通せない。
そこで「めがねを外せない病気」の吉澤さんがめがねを外して平松さんへ渡す。
最後はまさかの死亡エンド。
なんかすごいもの見たw





爆睡する係長(木村さん)、とおりかかった部下の蕪崎さん。
係長があまりに爆睡なのでめがねを外してあげる。
ところが係長は「めがねを連続してかけ続ける」ギネス記録にチャレンジ中、あとちょっとで記録樹立という状況。
その事をドラマチックに余計な事言いまくりながら説明するシュンペーターさん。
動じず「ズルはいけないからめがねを外したことは係長に話して謝る」と主張する蕪崎さん。
しかし係長は実は目が覚めていて…
空気を読み寝たふりをしたり目を開けてみたり。
二人は係長が起きたのに気付かず言い争いを続けている。
だんだんヒートアップしたシュンペーターさんが係長を無意識に貶してしまう。
可哀想な係長。
最後は記録をあきらめてキレた係長で暗転。





護身術講座。
シュンペーターさん本領発揮。
怪しすぎる護身術教室の先生。
うさんくさい役をやらせたら彼の右に出る者はいない。
口調がややオカマなのでもう一言めから面白い。
生徒役の吉澤さん、プレーンなままで出てきて女役。
ちょっと客席ざわついてたなw
でもまあイケメンの特権、そのまま進行。
不審者役を演じさせられた2人を変な例えでいじりまくる講師。
そして稽古のシチュエーションに盛り込みまくり、わけのわからない講座に。
最終的にバレーボールの構えで護身術ってw





クレーマーVSマニュアル男。
クレーマーは南野さん。
「不条理な事を説得力たっぷりに迷わず言い切る」事が得意な南野さん、水を得た魚。
今回は蕪崎さんは観客の代弁者的な半ツッコミといった感じの役割。
公演を通して見て、南野さんのぶっ飛んだ芝居をいつも1人で受け止めている平松さんは大変だなあと思ったw







このユニットはみんな見事に個性が違って、そこがおもしろいのだけど。
ししまるさんや南野さん、木村さんの個性はとてもわかりやすい。
物書きとして「当て書きしたい」と思いやすい個性。
それに比べて蕪崎さんと平松さんは「普通の人」を演じる事でおかしな世界のおかしな常識を浮き彫りにする個性だ。
というかあのイケメンと個性の近い平松さんはキツいだろうなあと思いつつw






この公演も見るのが三回目なので、目についた人についてたまには評論めいたことを書こうと思う。



もっと蕪崎さんには「狂言回し」をしてほしい。
今回の公演、タバコをめがねに置き換えたコントと修学旅行のコントで顕著だったけども、「世界観の説明」が足りてないコントもあった。
もっと蕪崎さんを育てて、エリザベートのルキーニのような変幻自在で油断してると主役ですら食われちゃうような狂言回しに成長させてほしい。

平松さんは強く上からつっこむより振り回される様子の面白い人だ。
説明台詞は平松さんにふらないで、平松さんはひたすら振り回されていた方が面白い。
変な人が変な事をしているだけじゃ面白くなくて、対比となる「常識」があるから笑いが起きる。
お汁粉にいれる一つまみの塩のように。
平松さんの役割はそこだ。

南野さんは理不尽な台詞を力技で納得させられる人だ。
だから「おかしい人」をの役をふられがちだけれど、1本目の子役のような観客サイド、一般人サイドの役をもっとやった方が爆発
的な伸びがありそう。
普段はコンビで活動している分、「阿吽の呼吸」ができない相手とどう合わせるかがポイントになってくるね。

ししまるさんは見た目からして印象が強いし、舞台で演じるための声がよくできあがっている。
あまりしゃべらせないで、ラスボスに使った方が役者チームの他のメンバーとの相性がいいと思う。
あれだけ声がしっかりしていれば、1本ぐらい舞台上に出ずナレーター的な役をやっても面白いのに。

「使いやすい」のはわかるけど、木村さんに頼り過ぎなのも気になる。
もともとコントは芸人チームの方が慣れている。
だから木村さんに頼りすぎると役のパワーバランスが危うくなる。

吉澤さんは「もっとできる人だろうに」というもやっと感が残る。
取り調べコント、吉澤さんが笑いをとれる箇所はたった一か所。
しれっとした顔で落書きを木村さんに見せるシーンだ。
一瞬なのにすごく印象が強い。
彼はもっとできる人だ。
一瞬のインパクト勝負以外のチャンスを与えてほしい。

シュンペーターさん。
南野さんは理不尽な発言を素でやるキャラが似合うのに対して、シュンペーターさんは「まともな人がおかしな人のふりをしている」という演技が上手い。
護身術講座のコントでそれが一番出ていたけど、「化けの皮がはがれていく」過程こそが一番面白い。
「強い」芝居のできるししまるさんや、素で理不尽な南野さんとの対比で輝くので使い方は難しい目だけど、もっと使ってほしいと思う。



今回は衣装も変わって、全員ストライプシャツに黒のハーフパンツ。
小物1つの追加で役を演じ分けるという公演の性質上、前の黒上下の方がよかったなあ。
衣装としての見栄えは今回の方がいいけれど、「見立て」がしにくい。
特にハーフパンツは少年役以外には厳しいもの。
真夏なのでさすがに黒い長そでシャツは気の毒だからw
ワイシャツに黒パンツで良かったんじゃないかなあ…


役者チームはまだピヨピヨしている子もいたけれど、青田買いする価値のありそうな雰囲気で、今後に期待。
次が結構間が空くみたいなので、エンディング映像も手の込んだの期待してるよww
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お笑いメインに、芝居、宝塚と西へ東へ。

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