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2019-07

わんこ系芸人の素顔@天下御免

駆け込んだため客席の黒服ウォッチングができず。
しかし、今日は出待ち中に美味しい一瞬に遭遇!
角座のあるビルの一階には角座の公演案内を掲示した小さなショーウィンドウがついている。
そこには月間カレンダーとともに、本日のライブの告知も貼られている。
毎日変わるそれを終演後に貼り替えるのも黒服さんのお仕事。
今日はけんもほろろの須藤さんとバンビの新里さん。
須藤さんがガラスを開けて押さえている間に新里さんが貼り替えていたのだが。
須藤さんは背が高い。
ガラスの高さに合わせてちょっと腰を落として、ウインドウの作業を見下ろしている。
まさに今流行の壁ドン体勢!
しかもそれをガラスのこちら側から見ている私はまるで私が壁ドンされているかのような錯覚ができる美味しい配置。
いやあ、ご馳走でした!

ええ、朽葉姐さんは今日も元気に変態です。





さて、ライブの話を。
第二回となった、天下御免。
MCも第一回と変わらず、ビーグル38能勢さん。
この人のMCはテンポ感がいいのよ。
そして、コントの題名を勝手につけて、後から答えあわせをしたがるのだけど。
それが絶妙に顔見世になっている。
コントの人たちはネタ中はカツラやらメイクやらあるから。
エンディングで「コントの題名教えてよ」と素顔の状態の彼らを呼び出してくれるおかげで、初見の人は名前と顔を覚えやすくなる。
コントの内容を復習しながら素顔の芸人さんを前に出して、ネタと素顔と名前をセットにしてくれるのがすごくありがたい。
こういう小さな「便利さ」を積み重ねてくれるMCってすごい。
愛があるよね。
後輩に、観客に、お笑いに。

今回も漫才もコントも八組四試合ずつ。
企画タイム無し。
ネタ時間は四分と長め。





前回に比べ、今月のゲラゲラがSILVER以上の芸人さんばかりで固めている。
一対一の対戦だからね。
人気や実力はある程度拮抗していた方が面白いのだろう。




まず、漫才部門。
あ、対戦カードは記録とったけど、対戦順は適当。




セバスチャンさんとトムソーヤさん。
セバスチャンさんは今回も勝利。
強いなあ。
あのTシャツを作ろう、のネタもイイしね。
彼らは言葉遊び的なセンスがある。
型もキレイ。
ツッコミの方がオロオロするパワーバランスって私は好きだし、内輪受けに走りそうで走らないところが緻密。



対するトムソーヤさんはスマブラとリアルな格闘技を混ぜていく漫才。
彼らは独特な空気感がいいのだけど、油断すると「オタクっぽさ」が強くなりすぎるのね。
見た目や話し方がステレオタイプにオタクだからなあ。
もちろんわざとそういう衣装や表情に作り込んで差別化してるんだし、それがハマるネタはすごくいいんだけどね。
ゲームはもともとオタクと親和性が高いからコントロールが難しいね。







ベイビーフロートさんは今月SILVERだったが、GOLDのじなんぼ~いずさんに勝利。
金星というのかね、これもw
じなんぼ〜いずさんの今回のネタは「モテる早口言葉」、これは男女で温度差ありそうなネタだ。
店崎さんは罪のないナルシストで、恐ろしい事に可愛いのが特徴。
しかし、可愛いの定義は異性目線と同性目線では全く違う。
男性目線からは多分私とは違う店崎さんが見えているのだろう。
鴫原さんの早口言葉の上手さにも注目。
お子ちゃまにお笑いを教える笑育なるプロジェクトにじなんぼ〜いずさんも呼ばれていたが、先生役には鴫原さんは最適だな。
じなんぼ〜いずさんのネタはどれも型がキレイだし、あれだけ滑舌よく早口言葉ができるならお笑い以前の「人前で話す」を教える先生としてもいいわ。
店崎さんは店崎さんで、あのスター性でねじ伏せていく姿はまさに芸人だしね。
そして2人から滲み出るパパ感w
鴫原さんは金髪なのに。
店崎さんはバラ持ってクルッとやっちゃうのにw
今日も二本目のバラ登場で朽葉姐さん大喜び。

一方のベイビーフロートさんは、余計な毒のない、わかりやすく安定感のある漫才が特徴。
今回のコンタクトレンズ屋さんの漫才もその特徴がしっかり出ていた上に、にしやんさんがコンタクトを踏み潰してしまうオチを繰り返して、上手く繰り返しの魔力を使っていたと思う。
普段に比べ叩くツッコミをするのだが、その叩く行為がコンタクトレンズと合わさりちゃんと意味があるのが素晴らしい。
そうよ、叩くならそこに意味を持たせなきゃ。
叩くだけのツッコミにしないのは流石。




アゲインさんと世界少年さんはGOLD対決。
アゲインさんはビデオレターを送ろうという漫才。
家族にビデオレターを送りたい、と言い出すけーたさん。
ステージの最前部まで飛び出して叫んでは、のりちゃんさんに怒られるw
ビデオレターを撮る意義すら危ぶまれる中、カメラにぶんぶん手をふるけーたさんの小学生男子クオリティ。
のりちゃんさんまで強引にビデオに出演させるw
大暴れするけーたさんに、観客モードで突っ込むのりちゃんさん。
「アホ明るい」というキャッチコピーがハマり過ぎる。
そして出待ちでのりちゃんさんに聞いたけーたさん秘話。
…ステージ上と変わんないなw
ネタの最初のけーたさんエピソードは実話かw

世界少年さんはサザエさんの嘘トリビア。
これ、私は大好き。
吉田さんは気持ち良さそうに嘘トリビア連発。
それに対して、本当は嘘みたいで嘘は本当っぽい、とJ-POPのサビのような名台詞が鯨井さんから飛び出す。
なんか今時の女性シンガーソングライターの歌詞にありそうでさw
毎度毎度見る度に笑う。
そう、何回でもリピートしても楽しめるのが生の醍醐味。
観客の反応が違う、細部の言葉や表情も変わる。
生でしか感じられない空気が好きなの。






座敷ボウラーさんとサークルレベルさん。

今まで見た限り、座敷ボウラーさんのネタは会話の主導権が和田さんにあるのと金井さんにあるのと、2パターンあるようだ。
どちらに会話の主導権があるかでかなりネタの色が違うんだが。
和田さん主導の猫踏んじゃった、金井さん主導の太鼓持ち道、お笑いカフェ、バイトのシフト変更。
あれだけカラー違うネタ書いてるのは同一人物とは思えない、ぐらいの差。
実は2人で交代でネタ書いてるんじゃないかw
私は和田さん主導のネタの方が好きだわ。
今回は猫踏んじゃったのネタで、和田さんの歌唱力を堪能した。

サークルレベルさんはいつもの列挙漫才の型で、「女の子紹介します」
映画大好きやドラマ大好きに比べ、列挙部分が少なく、どんでん返しもあり、サークルレベルさんらしさは薄めかな。
彼らは列挙していくバラバラの単語が意味を持つ瞬間のカタルシスが魅力なんだけどなあ。



コントの部。


まずはガール座さんと透明人間さん。
ここも金星。

ガール座さんは体操着が盗まれたネタを大幅変更。
今回は雑音が消えてストレートな仕上がりだった。
自分だけ盗難被害に遭ってないという状況下での捻れた同調意識。
そこだけにクローズアップしていたね。
「中高生女子の体操着盗難」という、性的ニュアンスを感じさせかねない危うい状況は変わってない。
その中で「性的被害に遭わない事を悔しがる女」という地雷を回避するような変更をキッチリやっていた。
その過程でポジションのかなり変わった小野さんの天然力に拍手。
百瀬さんのリアル中学生ぶりにも注目。
勝利もおめでとう!

透明人間さん。
誘拐犯が人違いで人質を捕まえてしまい、それをごまかそうとする犯人、犯人を知り合いと誤解しいろいろ言い出す人質。
このコント、パーツを抜き出すと、どこも面白いのよ。
ただ、犯人、人質、どちら側に立って見たらいいのか定まらないの。
犯人は自分が誘拐犯とバレないようオドオドと人質の話に合わせようとする。
人質は犯人を知り合いと誤解し、その知り合いとのトンデモないエピソードを語り続け。
どちらもいろいろズレてるし、コントに明確なツッコミはいない。
結果、見ていてボケたセリフを咀嚼する時間がとれなかった。
もうちょっと情報量を落としたらキレイにハマりそうなのに。





ブギーマンさんとトチギフさん。

ブギーマンさんは「カネで動く孫」。
みんな笑ってるけど、ゲームではあり得るシチュエーションだからねw
好感度で呼び方変わるとか。
軽い風刺を感じる、クレバーなネタだった。

トチギフさんはなあ…
多分パロディをしたんだと思うけど。
妖怪探偵だそうな。
なぜ舞台がカフェなのか、とか諸々含めて突然展開するのよ。
あと、荒井さんは暴れっぷりこそがいいんだから、長屋さんがその大暴れを受け止めてくれないと…
長屋さんまで暴れちゃ収拾つかないわ。
このネタ、私はおいていかれてしまった。





パワフルコンビーフさん。
毎度おなじみのゲラゲラBRONZEのMCさん。
しかしネタを見るのは初めて。
ううむ。
今の若者にETが通じた事にまず衝撃w
あれか、USJ効果か。
シュール全開。

キャメルトロフィーさん。
ヤンキー落語。
どうやらDVDを見ている設定らしい。
ヤンキー落語…
確かにヤンキーの武勇伝wが落語テイストになっている。
衣装って大事だね…リアルヤンキーぶりに笑いが増幅されるわ。






コーヒールンバさんとさんびーちさん。

コーヒールンバさんはペットロスサラリーマン。
ペットと同じ名前の社員に対して、変なスイッチが入ってペットを可愛がるようにしてしまう。
スイッチで豹変する瞬間の爆発力がすごい。
オッサンに作り込んであるのがさらに良し。


さんびーちさんはフリップネタをコントアレンジしたかのようなネタ。
トイレの男女表示を描く職人と編集者。
わかんないんだよなあ、と言いながら的確に描く職人だが…
ネタとして面白いのだけど、人間じゃなくイラストが主役になっているのよ。
だから逆にコント部分が雑音となり、むしろフリップで見たくなってしまう…
セリフ以外の要素のコントロールって難しいよね。




残念ながら企画タイムはなし。
でも濃いライブだったわ。
もう次回も決まってるみたい。
一対一と、たくさんから三組。
投票のロジックが違うから起きる番狂わせ。
それが面白い!(CVルキーニ
今更宝塚ネタ。
誰得?
私得!
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このページの管理者、朽葉。
とにかく生のステージが好き。
お笑いメインに、芝居、宝塚と西へ東へ。

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