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2019-04

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長い春の果てに

「お前を友達と思っていいか」
名台詞キター!!!

いや~これは不朽の名台詞だね。
つ~かこういう台詞が書けるあたり、イシダ先生は侮れない。
どうしようもないダジャレとか連発してるオッサンでも、やるときはやるのがイシダ流。


えりたん、またしても「悪者ぶってるけど本当は傷ついて歪んでしまっただけの心は少年な挫折系」。
まとぶさんのサヨナラとほぼ同じw


いや、でもコレは作品がいい。
主役のシュテファンとエヴァ、それにシュテファンの元カノのナタリーと元名医のアルノー、シュテファンの彼女になり損ねたフローレンスとシュテファンの親友ブリス。
三組のカップルの物語と、挫折系クロード。
誰一人傷ついていない人は出てこない。
みんな傷ついて、でも立ち直ろうと足掻いてる。




名台詞と言えば、もう一つ。
ナタリーのセリフで、シュテファンへの未練を断ち切った時のもの。

「続・ナタリーの恋、じゃなくて新・ナタリーの恋を始めるの」

いや~深いね。
こんなセリフが似合うオンナになりたいわ。



ただ、イシダ作品はただの名作にはならない。
もれなくヘンなシーンもついてくる。
バニーとかバニーとかバニーとか。
いや、じゅりあさんバニーとか完全に私得なんだけどさ。
で、そのバニーガール大集合のシーンで。
らんとむさんがさ~、可愛いのよ。
バニーに翻弄されたり、思春期真っただ中のエヴァに振り回されたり。
完全にオトナな男だからこそ、振り回されるシーンが魅力的なの。



アルノーに関しては、月組版に比べ「年下の男」感が強かった。
それがいいか悪いかは好みだけどね。
あのアルノーは尻に敷かれるなあ…w


そしてクロード。
えりたの真骨頂、挫折系!しかも悪!でも純情!!!
死ぬ直前まで自分のカルテを作る不屈の闘志。
不精髭フェチとしては衝撃的な、あのヒゲ。
後朝の不精髭のようなセクシーさはない。
でも、身なりなんか無視して何か一点を見つめる男ってロマンだよね。
そして死後に白衣で出てくる時の、何かを吹っ切った表情。
最後の最後でクロードは幸せになれたんだな、と。



そして、クロードの死とエヴァの手術で、シュテファンは立ち直る。
それを象徴するのが解剖のシーン。
芝居冒頭ではチャラチャラと冗談言いながらやっていたけれど、クロードの解剖を前にして黙祷する。


もともと恋人の死をきっかけに「死」と向き合えなくなったシュテファン。
でも、クロードの死を通して、死ともう一度向き合ったんだよ。

それは自分の、愛する人の、患者の「生」に貪欲になることだ。



人が挫折から立ち直る事。
それは、普遍的な「感動」
書き方によっては安っぽい。
でも、だれもが持っている気持ち、経験だから。
そして、前向きになれる共感だから。


シュテファンとアルノーだけじゃない。
アルノーも学説を認められず逃げたけど、エヴァの手術で立ち直った。
ナタリーも、失恋から立ち直り、やるべきことを見据えた。


そして、エヴァもまた。
えみくらちゃんのエヴァはあまりにも自然で可愛く、感じなかったのだけど。
らんはなのエヴァは「強がっている」感じを少し受けたのね。
持ち味からして、「思春期ツンデレ少女」を作りきれなかった部分なのかもしれないが。


エヴァも、手術を乗り越えて、「自分と向き合う」ことを覚えたんじゃないかな。
病気と闘いながら、弱音を吐けない子だったエヴァ。
ナタリーのカウンセリングを通して大人になっていくけれど。
最後の壁はきっと「死ぬのが怖い」とシュテファンに言った事で超えたんじゃないかと思う。

大事な人に弱みを見せる事。
これはできない人は本当にできない。
オトナになっても。
それをティーンで成し遂げたエヴァ。
これも成長だ。



そしてラストシーンの大人エヴァ。
ごめん、これはえみくらちゃんでないとだめだわ~。
あの二次元レベルの雰囲気の変化を見せたえみくらちゃん。
(声が大人っぽかったことが大きいが…)
それを見てしまってるだけに、らんちゃん、おしいな~…と。
「道に…………迷ってた」はらんとむさんバージョンもごちそうさまでした。









そしてショー。
カノンカモ~ン!
これは安心感あるな~。
再演だもん。
つ~か、ポスターの白い衣装、いいよね~。
そしてガンガン踊るらんとむさん。
やっぱりデュエットダンスっていいな。
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