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2019-04

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ハプスブルクの宝剣

あかしが退団する。
この作品を最後にあかしが宝塚からいなくなる。
ことちゃんが退団する。
この作品を最後にことちゃんが宝塚からいなくなる。

それが信じがたい。
いつか辞めて行くのが宝塚だけど。
だけど、正直ことちゃんは覚悟していたけど、「ちえちゃんトップの間はあかしはやめないだろう」みたいな楽観的な予想をしていたから。
まさか本当にあかしが辞めちゃうとは。

作品は、原作ありで、おかげでストーリーの破綻はない。
主人公エリヤーフーはユダヤ人で、ドイツ人の名家の娘と恋仲で、大学生。
大学の仲間とユダヤ人の聖典「律法」(日本では旧約聖書の方が通りがいいんだけど、これはあくまでキリスト教からの視点。ユダヤ人は決して旧約聖書とは呼ばない)をヘブライ語からドイツ語に訳している、もっと多くの人に教えの恵みが得られるように。
でもそれは宗教的権威でユダヤ人集落の長老には認めてもらえず本は焼かれ、異端者とそしられ親には泣かれ、それをきっかけにユダヤ人の集落から出て行くエリヤーフー。
その後恋人に会ってやっと気持ちを確かめあったら婚約者登場、決闘して勝ったのにそれを認めてもらえず、追われて逃亡。
瀕死の重傷を負ってるところをフランツ(テルくん)の部下のとよこ様に拾われ、ユダヤであることを捨てて生きて行くことを決め、偽名エドゥアルトを名乗り出す。
そこでかつての恋人そっくりのハプスブルクの王女マリアテレジア(ねねちゃん二役)に出会い、
トンデモナイ口説き文句を吐いて拒絶され、さらにはユダヤであることテレジアにバラされ、関係性は修復できないぐらい壊れてしまう。
その後ハンガリーを味方につけハプスブルクを救ってもまだテレジアは態度を変えてくれない。
だからついにハプスブルクも「居場所」ではないと飛び出してハンガリーのマジャール兵(ともみん、あかし、紅君)と戦いに赴く。
そこであかしが死に、エリヤーフーも瀕死の重傷を負って目を覚ますとそこはボロい小屋、隣には少女(もなこちゃん)。
少女にドイツ語律法の内容を語りかけられ、本が人を救っていることに救われるエリヤーフー。
やっと「居場所」を見つけたエリヤーフーはユダヤのもとへ、家族のもとへ帰っていく。
そのことを書いたフランツへの手紙の署名は「エリヤーフー」。
テレジアはユダヤへのわだかまりをなんとかしようと決意。
ラストシーン、ユダヤ街の思い出の待ち合わせ場所で再開するエリヤーフーと恋人アーデルハイトで幕。

ストーリーには問題ない、だけど演出は問題ありすぎ。
ケイコちゃんはもう本当なんとかしてくれ、と。
律法の言葉の切り張りが多すぎて、今までさんざんキリスト教モチーフでやってたのから進歩0。
もう研7も終わるってのに、みやるりちゃんは弟キャラ継続かよ。
そろそろ大人の男を回さなきゃならない学年だってのに。
しかもゆずみ姐さん(エリヤーフー母)のセリフが「エリヤーフー」しかないんだってよ。
しかもそれが7回もあるんだってよ。
新公演出の先生が力説してたぞw
あれは確実に嫌みだぞwww
だいたいなんでセリの使用回数があんなに少ない?
エルアルコンのオープニングなんて意味もなくあかしとしゅん君がせりあがってたぞ。
少しは斉藤君を見習え。
舞台機構は使ってよ、盆だって1回しか回ってないんじゃない?
上級生が軒並みハプスブルクの重臣っで、マジャールのともみん、あかし、紅君が三人そろってひとまとめなのはケイコちゃんのせいじゃないと思われるので許すけど。
とはいえあかしの役が最後死ぬ役でそのシーンは泣ける。
最後の強引なラストシーンも私嫌いじゃないし。

ただ私が一番泣いたのは、ボロボロになったエリヤーフー(ちえちゃん)が魂込めて訳したユダヤの律法ドイツ語訳と再会して本を抱きしめるシーン。
命かけてやった仕事をアッサリ否定されユダヤのコミュニティを抜け出し、ユダヤのアイデンティティを捨ててハプスブルクにつかえ、それでも居場所がない、そんな時に訳した律法に救われたとほほ笑む少女に出会う。
その少女の笑顔がエリヤーフーを救ってくれる。
さんざん回り道をした最後にやっと「自分」を肯定できた瞬間。
自分のやってきたことは無駄ではなかったと知る瞬間。
そして手紙に「エリヤーフー」と署名する。
それを見て微笑むフランツの表情の柔らかさにまた泣ける。
いや、テル君今回いいよ。
正直こんなに芝居のできる包容力のある人だとは思ってなかったから驚いた。
妻のマリアテレジアを支え耐える姿もかっこいいし。

あ、しーらんはモブに使っちゃいけませんw
目に入ってきまくる目立ち過ぎモブになってたww

ねねちゃんの二役は微妙だけど、でも役者を変えるのも宝塚的に困るし、難しいなあ。
マジャールトリオのともみんあかし紅君は三者三様よかった。
ともみんのパパキャラは支持しますw
シスコン紅君にはマジ萌えたしw
あかしには泣かされたし。
ジプシー女のモモサリ姐さんとあかしのイチャイチャもアダルト最高。
なんて濃くてエロくてステキなカップルなんだろう。
宝塚のエロ分を支えてくれた2人がいなくなるなんて…
これからは誰からエロを補給すれば…
誰かエロに開花してください。

とよこ様の王子様っぷり(臣下だけど)もステキ。
なんであんなに宮廷服が似合うんだ。
あなたは星組の宝です。

そしてちえちゃん。
今回はダークなところもありつつの主役でかなりよかった。
抑えた歌唱もかえってよかったんじゃないかな。



さて、問題は草野ショー。
アフリカ~ン草野のショー。
今回はポエムです。
鳩がどうのこうの。
私ポエムを理解する感性はないからわかんないけど、これ、ショー一本作りたくなるほどいい詩かなあ?

ポエムパートではポエム朗読はともかく、どいちゃんともなこちゃん演じる鳩の素晴らしいダンスに惑わされなんかいいもん見た気分に。
パンツスタイルでバリバリ踊るモモサリ姐さんとことちゃんにメロメロになったし。
あかしの軍服モドキもかっこいいし。
ねねちゃんが襲われるシーンは結構過激だけど、ファンタジーだからOK。

さて、問題のアフリカパート。
唐突にアフリカ。
なぜかアフリカ。
と思ったら、最初から舞台はキリマンジャロらしい。
つまりはポエム朗読からずっとアフリカだった、と。
果てしなくどうでもいい設定をありがとう、草野先生。

ま、それはともかく。
トマケトマケトマケトマ~。
私がおかしくなったわけじゃなくw
ともみん紅君あたりの若手軍団がこれ歌ってすごい趣味のびらびら衣装で踊るのがアフリカパートの始まり。
一回見れば「トマケトマケ」が耳から離れなくなることは私が保証します。
トマケトマケ。
紅君のアフリカ似合わなさ加減がステキなトマケトマケ。

そのあとみんな出てきて中詰めへ。
とよこ様のパンサーな女装がたまりません、かわいすぎ。
ホットパンツに完全に悩殺された。
魔性の女で王子様だなんて最強スペックだ、とよこ様。
ともみん女装OKなのはわかりきってるし、でもまあ美脚だ。
あかしの着ている牛スーツは実はキリンらしい、白いけど。
しっぽついててなんとも情けない姿がキュート。

そして場面転換を引っ張るのが組長率いるサファリ3人組。
鉄砲(ライフルじゃないwあれは鉄砲だ)を持って舞台上を走りまわる。
上級生なのにご苦労様です。

そんなバタバタの後お色気たっぷりの女豹のダンス。
ことちゃんとモモサリ姐さんがステキ。

ポエムとアフリカというキッチュなショーだけど、嫌いじゃない。
トマケトマケ。
なんとなくクセになるトマケトマケw
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お笑いメインに、芝居、宝塚と西へ東へ。

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