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2019-08

手を伸ばした男と手を伸ばせなかった男@劇団YAMINABE「自称芸人」

劇団YAMINABEにまた行ってきた。
今回のテーマは「自称芸人」。
芸人だけど、結果を出せてないから「自称」でしかない。
日本語的には本来そういう意味だ。
だけど、アイデンティティがそこにあるからこそ、どんな状態でも「自称」する。
アイデンティティの崩壊と向き合う時、人はアイデンティティの向こう側にある「好きな物」に気付くのかもしれない。


主人公は売れないお笑い芸人、今井義隆。
今井はもともとサラリーマンだったのだけど、今の相方、金森友哉に誘われて芸人になる。
コンビ名は「ニッカニカ」。
コンビのキャラとしては金森の方が割と「とがってる」人で、今井の方が人当たりのいい感じ。
1場の時点でちょっと暗雲立ち込めるコンビ仲。
もうコンビ組んで20年、お互い他の相方は知らない。
小さな事務所に所属して、賞レースで勝ち残って売れる事を夢見る二人。

2人にはそれぞれ嫁と彼女がいる。
今井の嫁、美幸は元アイドルで、今は主婦だからエプロン姿が多い。
美幸のアイドル時代の「相方」、香奈も今は引退して主婦、すでに子供がいる模様。
金森の彼女、恭子は職業不明だけど、なんかロックっぽいTシャツとスキニーパンツがトレードマーク。
美幸の妹、葉月も今井家にちょこちょこ現れる。

そして芸人がもう1組。
ニッカニカと対照的な若者コンビ、ジンリッキー。
リッキー内藤は本を書いてる方、真面目な子でニッカニカのどっちともある程度交流があるのかな?
一方、相方のジン山下の方はすぐに緊張しちゃうポンコツ君、だけどどこか憎めない子。

芸人2組の所属する事務所の後輩、相川ナツミ、ユニセックスな美女、ピン芸人??
マネージャーの新村、どうもいじられキャラの締まらない人。
ニッカニカの熱狂的ファン、節子、年齢職業一切不明。

この話が展開していくメインの場所、居酒屋の店長の小泉とバイトのりん、エリアマネージャーの坂本。
小泉はりんにメロメロなんだけど、どうもLOVEっぽくない。
妹ですらないな…ペット?娘?姪っ子?
ああ、姪っ子が一番それっぽいな。
お笑い番組の「エライヒト」、プロデューサーの小山。

後半ちょい役で出てくる医者、これでレギュラーキャスト全員。
そのほかにゲスト芸人が日替わり登場、私が見た日はぼびぼび男さん。

今までは1つの場所で紡がれる物語だったけれど、今回はいろんな場所が舞台となる。
なのでステージ上にはいくつかの立方体と直方体が無機質に置かれ、上手側にキッチン的なカウンター、下手にドアが配置されるのみ。
具体物はほとんどない。
これが時々挟まれる回想シーンで効いてくる。
モノがないからこそダイレクトに伝わる感情がある。





まず話は居酒屋で今井がナツミと山下と飲んでいるシーンから始まる。
と同時に、ニッカニカについての簡単な説明が芝居の中で入る。
そこに現れる金森と内藤、流れる微妙な空気。
小泉とりんがボケ倒しても空気はよくならないまま、今井が美幸との結婚記念日を忘れていたことを思い出して店を飛び出す。
家に帰ると葉月が飛び出してきてキャンキャン今井を責める。
のんびりおっとりな美幸は怒ったフリしてもどうもハマらず、今井が花を買ってきていたこともあってなあなあに。
この美幸、今井に対して敬語だったりと結構古風な大和なでしこ?


さて、一方今井の相方、金森。
彼女の恭子は割とライブにも現れているらしい、でも金森が喜ばないからこっそりと。
お笑いでは取り置き枚数が人気のバロメーターなのに、彼女は来たがってるのに、彼女を自分の取り置きとして呼ばない。
ここに金森のキャラが出ている。
お笑い愛が強く、プライドが高く、弱みをさらけ出すとか人に頼るとかは大の苦手。
缶コーヒー片手に話す2人。
金森のネタが最近おかしいと問い詰める恭子、拒絶する金森。
恭子のコーヒーはブラック。


合間合間に挟まる回想シーン。
まずはニッカニカのコンビ結成シーン。
2人でグダグダと漫画を読んでいたら金森が突然言い出す。
「今井義隆、暇だからなんか新しいことしようぜ。芸人とか」
これが後々キーになるシーン。
簡単に言うと、この会話のリフレインがターニングポイントなんだ。
具体物がないからこそ、場所の差が消えて、心情の差がダイレクトに響いてくる。

回想シーンはもう1つ。
後輩が売れて喜ぶ今井、悔しくないのかよと荒れる金森。
この差に金森のキャラが現れている。


そして、ここから話が動き出す。

架空の賞レース、芸人-1グランプリ。
ここで決勝に残ればテレビレポーターの仕事が入ってくる!と昔なじみのプロデューサーに言われ盛り上がる今井とジンリッキーと新村。
そう、なぜか金森はここにいない。

賞レース用のネタの打ち合わせの時から金森はおかしかった。
なぜか新ネタを拒絶し、その理由も明確に答えない。
恭子に対しての態度と同じようなニュアンスの拒絶。
今井が怒っても折れない金森。
結局、新ネタは実現しなかった。

そして賞レースの準決勝。
金森は現れなかった。
失意の今井、新村。
飛び出していく恭子。
呆然と取り残される美幸と葉月。

その裏で、ジンリッキーは決勝に残った。
テレビリポーターの仕事を射止め、売れ始めるジンリッキー。
テレビを嬉しそうに眺める葉月。
そっとテレビから離れる美幸。
葉月と内藤の間に流れる絶妙な距離感、もどかしい恋の予感。
それは観客としては可愛らしく萌えるのだけど。
まだまだ若い葉月にとって、恋は気遣いを鈍らせるに充分だった。
本来の葉月は美幸の心情を思い、ジンリッキーの番組を美幸の前で観たりしない子だろうから。
冒頭の結婚記念日のシーンとの差がグッとくる。
そして美幸も、別にジンリッキーが憎い訳ではない、むしろ大事な人の後輩だから売れるのはうれしい事だ。
ただ、隣にいるはずのニッカニカがいない事が哀しいだけで。
葉月のほころんだ顔だって嬉しい、だから水を差したくない。
ただテレビの前から離れる事しかできない。

ニッカニカの唯一のファン、節子。
初登場シーンからぶっ飛んでるが、ニッカニカ愛は本物だ。
何度も何度も号泣して。
しまいには「ニッカニカなんて大嫌いだ」と叫んで。
それでも離れられない。



さて、金森は準決勝の日から失踪状態だ。
それでも今井はMCの仕事等々でなんとか芸人であろうとしがみついている。
だけどそれにも限界がある。
家計はずいぶん前から火の車だったのだ。
まずライブに出るにもお金はかかるし、ライブに出る日はバイトにも限界がある。
だから美幸はこっそり夜の仕事を始めていた。
それを紹介してくれたのは香奈。
香奈は怒り心頭だったけれど、美幸の頼みを断れなかった。
だから暴走した。
我慢できなくなった香奈は今井に迫る。
「美幸は夜の仕事始めてるのに、いつまでも芸人でいるな」と。

今井は夜の仕事と聞いても美幸を怒らない。
原因は分かっているから。
そして決意をする。

金森の失踪1年をきっかけに引退を決める今井。
とりあえず小泉の店で働かせてもらうことになる。
しかし小泉の店も今はゴタゴタしていた。
最近現れるようになった新任エリアマネージャー、坂本。
こいつが今回純然たる悪役。
バックボーンも何も描かれない悪役。
ここまでこじらせた経緯が語られないので、ラストシーンでこいつだけ救いがない。
なんせこの坂本、美幸の勤めるキャバにまでやってきてセクハラ三昧かましていくし。

エリアマネージャーに何を言われてもじっと耐える小泉、今井。
りんが暴走しようとしても全力で止める。
小泉も元は芸人だったから。
ニッカニカは、今井は、小泉の希望の光だから。
今井を支える事が小泉の「元芸人」としての想いだから。
小泉は笑顔の裏に涙を隠しているタイプ。
りんちゃんとの無駄にも見えるじゃれ合いが、その裏を思うとジンとくるシーンに変わる。

ジンリッキーも売れて万々歳だけじゃない。
内藤の父は芸人‐1の前に倒れていた。
その父がついに亡くなった。
でも、若手芸人として今仕事休めない。
追い詰められる内藤、叫ぶように想いをぶつける葉月。
いろいろ背負った内藤にとって葉月のその子供じみた真っすぐさはどれほど救いになったことだろう。


全員の運命の糸が交錯する時がやってくる。
今井の引退パーティー。
そこで香奈は美幸に自分の暴走を告白する。
美幸は香奈にお礼を言いつつ「今井が引退してよかった、なんて言うな」と反論する。
香奈はその時、なんとも言えない表情をする。
きっと香奈なら離婚するような状況なんだろう。
子供がいるいないもあるだろうし、一概に言える事ではないけど、確かに今井はいい夫とは言えない。
それでも、自分を愛してくれていて、愛情表現をしてくれていて、一生懸命でまっすぐで…その上美幸は今井を愛してしまっている。
答えがない夫婦の問題、ただ、少なくとも香奈の答えと美幸の答えは違っていた。
お互いそれを認められる2人だったから謝罪しあう事が出来たけれど、覆水盆に返らず。
もう今井の引退は決定している。

ここで話を動かすのは恭子だ。
今井を伴って病院へ。
そこにいたのは…金森。
全ての伏線がまとまる。
恭子のしたネタへの指摘も。
今井の書いた新ネタを拒絶したことも。
準決勝に現れなかったことも。
全ては病によるものだった。
金森の診断は、アルツハイマー。

恭子はそれを知っていた。
それでも金森の強い意志で失踪から一年、口をつぐんでいた。
だけど今井の引退を前に、居ても立っても居られなくなった。
再会の前に恭子の説明を聞いて今井は言う。
「裏切られたと思ってた。よかった」
「あいつも(準決勝に)来たかったんだもんな」
絶対の信頼を寄せている相手にしか言えない台詞。

病室で再会する今井と金森。
「おう、今井義隆」
2人の間でだけ通じるジョーク。

その後、恭子の部屋に転がり込む金森。
洗濯物の処理について金森に小言を言う恭子。
このシーンは日常に見えて、すごく深いと思った。
恭子は金森を腫れもの扱いしていない。
病気の事なんてまだまだよくわからない。
これから先どうなるかもわからない。
あと何年、金森が恭子を覚えているかもわからない。
それでも今目の前にいる金森は、恭子が愛した金森で。
だから小言も言うし、ご飯も作ってあげる。
生焼け丸焦げハンバーグ、らしいが。

話を回想シーンに戻そう。
ここで明らかになるのは、1場で既に金森は病気を発症していたという事実。
おそらくプロデューサーから話があった段階ではもう診断もおりていただろう。
だから新ネタを拒んだ。
恭子にも、今井にも、助けてと金森は言えなかった。
もし、恭子に準決勝の会場への付き添いを頼んでいたら。
もし、今井に「前日から泊まり込んでネタ合わせしようぜ」とでも言えていたら。
金森はそれが言えない男だった。
助けてと言えば、今井も恭子も、新村もナツミも小泉もジンリッキーも、節子だってなんでもしてくれただろうに。

この病気の告知の回想シーン、説明のためちょい役で医者が出てきて説明の際医者がコーヒーをいれてくれる。
恭子はこう応える、「ブラックで」。
ここでまた伏線が効いている。
既にネタが覚えられないぐらい病気が進行していた、最初の恭子との喧嘩シーン。
それでも恭子のコーヒーはブラックを買ってきていた。
そこに気づいて、哀しくて切ない。

医者は恭子の想いをあえて見ずに淡々と話を進める。
「治す薬はない、進行を遅らすことはできる。あと10年ぐらい日常を送れる人だっている」
けれど、「日常」じゃダメなんだ。
金森は漫才師。
ネタが覚えられなくなった金森は、もうアイデンティティを失ってしまう。


それなのに。
恭子とハンバーグの話でじゃれ合う金森。
だけど、心の中に渦巻く、芸人としてのアイデンティティの喪失と、今井への思い。
今井はそんなことも知らず、今日もお見舞いにやってくる。
アルツハイマーをジョークにする金森に容赦なくツッコミを入れる。
最初のコンビ結成シーンのように漫画を読む2人。
そこで金森が言い出す。
「今井義隆、新しい事始めようぜ。芸人とか」
結成シーンのリフレイン。
違うのは、今の彼らには「売れる未来」がもうないこと。
戸惑う今井に感謝の言葉を伝えながら、「最後にもう一度だけやりたい」という金森。
金森がネタを覚えられないのは今井だって金森だってわかっている。
金森は、ここで、ここにきて、今井に助けを求める。
「忘れても大丈夫なネタ、作ってくれや」

金森は変わってしまった、アルツハイマーでネタが覚えられなくなった。
もしこれがリアルなアルツハイマーならば、1場のシーン当たりの頃は焦燥感もヤバかっただろう。
だけど、金森は自分で変わる選択ができた。
助けてくれ、と手を伸ばすことができた。
その先には、恭子が、今井が、小泉が、新村が、節子が、ジンリッキーが、相川が、いる。

そしてラストシーン、小泉の店でのラストライブ。
登場人物全員集合。
MCは新村。
ジンリッキー、ゲストのぼびぼび男さんとネタをやって、トリがニッカニカ。
妨害をしようとする坂本。
ここで小泉が反撃に出る。
いくら芸人が嫌いでも、お金払っての貸し切りの妨害したらお前の方がヤバいだろ。
正論。
坂本は走り去る。
コイツは「助けて」と言えなかった。
ただ憎しみだけを募らせて。
あの温かい空間に指先まで触れていたのに。
ここでも飛び出す金森のアルツハイマージョーク。
これを笑う恭子の心中はいかばかりか。

ニッカニカのラストネタ。
金森が「絶対忘れちゃダメな事」を書いたノートを読み上げ、今井がツッコミを入れていく漫才。
まずこの形式を選んだ今井がカッコ良すぎる。
記憶はダメになっても、金森のセンスは死んでない。
そう信じたから、今井が金森のフォローをするネタにしなかった。
覚えられない分はノートを使っても、漫才で一番大事な「間」は金森にゆだねた。
この「背中を預けてる感じ」、これが響かない人なんているんだろうか。
坂本がこれを見られていたらよかったのに。


ネタ終わり。
ノートから顔を上げた金森。
始まるアドリブ。
「絶対忘れちゃダメな事。20年間好きなお笑いをやった事」
今井へ、恭子へ、感謝の言葉。
病気を呪いつつ、立ち上がって、立ち向かって。
最後にそれを笑いに変えて。
泣いてる今井に、それでも漫才の最後を言わせて挨拶終わり。
感動のラストシーン、これはもう文句なし。




ただ、私は既に「忘れても大丈夫なネタ、作ってくれや」からボロ泣き。
あの金森が助けを求めて手を伸ばしたこと、そしてその手を今井が迷わず掴んだこと。
それが嬉しくて愛しくて、もうダメだった。
恭子に身の回りのことをゆだねるとは違うハードルがそこにあったはずで。
それを乗り越えさせたのは今井への信頼と。
お笑いへの愛。
何を失っても、自分が自分でなくなり始めても、それでも最後に残ったもの。
それでも最後に、守りたいもの。
こんなに愛せる何かをもって生きられたら、どんなにか幸せだろう。




で、ここから個別のキャラおよび役者語り。
今回、初めて「背景の描かれない悪役」が登場する。
居酒屋のエリアマネージャーの坂本。
これを演じてる沼倉さんはもう何度もこのチームで演じてる役者さん。
だから表情で何かを訴えている気がする。
美幸のお店でめちゃくちゃ言って、だからライブの邪魔をしにきたラストシーンでも美幸にも他のメンバーにも拒絶される。
そりゃあもうそうなるよ、という展開なのだけど、坂本はここですごく傷ついた表情をするのね。
まるで親に見捨てられた子どものような。
それを見るとつい妄想してしまう。
坂本も本当は芸人志望だったんじゃないか、と。
だけど親の反対とかそういう事情であきらめた。
嫌々今の仕事してるけど、やりたいことを貫いてる人間やその支援者を見るとやり場のない怒りが燃え上がるんじゃないかな。。
もしそうだとしても、今回の話の時間軸での彼の行動はアウト。
だけど、私は坂本に救われてほしいと思った。

私も彼と同じ心を自分の中に飼っているから。
思うようにならない日々、まだ十代のうちに自分に才能のない事に気付いてしまった自分。
それを抱えたまま、やりたいことを貫いている芸人さんたちと関わっていると、時々叫びだしそうになる。
なんで私には誰も「お前はできるよ」と言ってくれる人がいないの。
なんで私には誰も「お前のセンスが好きだよ」と言ってくれる人がいないの。
なんで私には何を捨ててでても守りたい、大好きなものがないの。
叫びだしそうな心を抱えて、誰にもぶつけられない澱を抱きしめて。
それでも、私はここで生きていく。
そんな私だから、坂本の傷ついた顔に私まで心が痛かった。
そこまでの演技をする役者さんもすごい。
今回、表の主役が金森なら裏の主役は坂本だと言ってもいい。


そして、金森と恭子。
愛する人がじわじわと自分を忘れていく恐怖。
それでも普通にふるまう恭子。
最後までそばにいよう。
そう決めた恭子の迷いのない瞳。
芸人として尖りに尖っていても、恭子にだけは頼る金森。
強がりの向こう側で強く結ばれた2人。
えぐられた。
私の中にある後悔に、ずしんと来た。

愛する人に、助けて、ということ。
愛する人の強がりを見抜いて、お互い傷つくかもしれなくても踏み込むこと。
なんて怖くて、なんて美しくて、なんて哀しい選択。



この話を全編通して思うのは。
人は変わらずにいられない。
不本意な変化にも立ち向かって生きるしかない。
だけど、人はいつからでも変わることができる。
明るい未来が見えなくたって、何かを選んで何かを目指して何かを愛することができる。
「変わる」事ができた金森。
それを受けとめた、ニッカニカを愛した人々。
そして、1人だけ変わることができなかった坂本。

ストーリーとしてはこの対比はすごくよかった。
坂本もエリアマネージャーを辞めた訳じゃないだろう。
小泉が坂本も救ってくれたらいいなあ、と思う。
小泉は坂本の傷ついた心を見抜ける人だと、感じたから。
この役は湯浅さんの持つ「強面だけど乙女」という表面的な持ち味にとどまらず、なんとなく醸し出される父性に切り込んでいる。
小泉は坂本よりどう見ても年上だし、なんなら坂本は小泉に「こういう父でほしかった」的な思いで見ているような気すらした。
その微妙な関係性が素晴らしかった。
(その分、湯浅さんは稽古で地獄を見たんじゃないかと思うが…)


この劇団の作品は毎回すごく普遍的な心の傷をえぐる芝居。
だけど絶対に救いがあるから。
痛みと希望のバランスの絶妙さに通わずにはいられない。
きっと私は次も見に行く。
自分の傷に希望を見出すために。




終演後の一枚がこちら。
20180810y
若干居酒屋の店主感が残っているような?
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プロフィール

朽葉

Author:朽葉
このページの管理者、朽葉。
とにかく生のステージが好き。
お笑いメインに、芝居、宝塚と西へ東へ。

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