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2018-11

親心の要らない王子様@シトラスの風

初演から見ている最高のショー、シトラスの風!
なんて言っても最大の魅力は「明日へのエナジー」。
完コピで歌えるぐらい見まくってるもん。


だけど魅力はこれだけじゃない。
今回なんと他のショー(ネオダン)からチャイナ服のパラディソを輸入!
何その萌えしかない追加。
歌うのはキキちゃん。
なんというか、完全悪じゃない感じがまたイイ。
ミキさんやわたるさんとは違う魅力があるね。
ミキさんは本人も既にガッツリマフィアな感じ。
キキちゃんは「マフィアの家に生まれ、夜はマフィアの幹部候補として修業を積んでいるけど昼は普通の高校生」って感じ。
自分の昼の顔しか知らない高校のクラスメートに告白されて、心で泣いてる、みたいな。

キキちゃん、「芝居的に深い設定のある悪い人怖い人」はいいんだけど、こういう設定のないシーンだとまだ青い感じなのよね。
で、素晴らしいのはシチリアよ。
妻だか婚約者をまかぜ君にとられて決闘を申し込むキキちゃん。
その手袋を投げる一瞬の表情が素晴らしいの。
あの黒い表情ができるんなら、パラディソももっと黒くしちゃえばいいと思うんだけどな~。
これが今のキキちゃんなんだな。
ええ、大好きです。



前述のシチリア、軍服祭り。
長身の宙組で軍服祭り。
最高。

オープニングからのパステルカラーの連続も夢夢しくて好きよ。
宝塚来たぞ!ってなるよね。

すっしーさんがメインと言いたくなるような、Mr.ボージャンゴス。
言葉無しで、踊りというか体の動きだけで、踊る喜びと、体が衰えていく哀しみを表現する。
その横で、今まさに輝いているまかぜくんが歌って踊る。
明と暗。
対比なんだけど、単純な二項対立じゃない。
まかぜ君はMr.ボージャンゴスを敬愛している。
哀しみに同調しながらも、最期まで彼に踊ってほしいと願っている。
ファンというのは残酷で、そう願わずにはいられないもの。
ボージャンゴスも最後まで踊る。
よろけて、跳べなくて、それでも踊る。
酒に逃げながらも踊る。
最後、動きを止めてボージャンゴスは息を引き取る。
そこまでまかぜ君は見守っている。
ショーなんだけど芝居のような、演技として素晴らしいシーン。



そしていよいよ、明日へのエナジー。
希望、生命力、そういう人の持つ明るいもの良いものがぎっしりつまったシーン。
理屈抜きでカッコイイ振付。
歌う悦び、踊る悦び。
もう出ている全員がカッコイイ。
途中で黒い学ラン風衣装の前を開けて裾をバッサバッサして踊るシーンのカタルシス。
鮮やかな蛍光色の裏地が黒に映える。
白い衣装のゴスペル軍団。
ステージの後ろの方にいても、しっかり存在を主張している。
曇りのない声、迷いのない声。
1人ハイトーンで歌う娘役の声のみずみずしさ。
本当に、生きるエネルギーをもらえる名シーンだ。
しかも今回はトップ娘も参戦だ!
(これは初演以来初)
見終わるともういろいろ満たされちゃうけれど、次のシーンもいいから気が抜けない。


次はマギーが銀橋で1人しっとりと歌う。
麗しい。
美しいよりも麗しいって言葉がこの人には似合う。
本当なんでもできちゃう人なんだもの。
この人がいなくなるのは大きな損失だなあ。


フィナーレ。
まかぜ君の大きな羽、ナイアガラ。
ここにきてようやく親心発動!
そう、ここまで親心発動しないぐらい、一分の隙もないスターになってたんだね。
あらためて、おめでとう、まかぜ君。
君は最高の王子様だ。
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