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2018-10

今更ながら@凱旋門

実は初演も観たよ凱旋門。
いつの間に、こんな年を取ったのかしら。
初演の頃、あの頃私は若かった。

初演と再演で主演(ラヴィック)が同じイシちゃんだってのがまず衝撃なのだけど。
本当、あの人老けないわ…
本当は石像なんじゃないかな。

で、ストーリーは基本変更なし。
ただ、前回よりショーが長い分、やや削ったのかな?
そんなに「あのシーンがない!」みたいなことはなかったけど。

舞台は生もの。
それはすごい実感した。
初演の時のイシちゃんはトップとは言え組子だった。
何年も、相手によっちゃ十年以上一緒にやってきた仲間たち。
相手役のグンちゃんだって何作も組んできた相手だ。
今回は違う。
イシちゃんは専科で、雪組には何年かに一度しか出ない。
相手役も、二番手も、がっぷり芝居で組んできた相手じゃない。
しかも立場が違う。
生きるレジェンドとなったイシちゃん、どうやったって前と同じ距離感ではないだろう。

今回、にわにわさんはナチのゲシュタポを演じた。
彼は数少ないイシちゃん組子時代のメンバーだ。
彼の初舞台がノバボサノバ。
組内では上から一けたの雪組生え抜きのにわにわさんですら、数年しかイシちゃんと同じ組にいなかった現状。

芝居としては難しいなと。
せめて、イシちゃんの役が王様ならよかったんだ。
ある種の緊張感や上下関係が元から存在してる芝居なら。


ボリスが。
だいもんとタータンの芸風がそこまで遠くないと思う。
それでもなお、これだけなんか違和感があるんだなあと。

ハイメ、死の鳥、絵の三人組は初演時仲良し同期三人で演じていたものの、実は舞台上でそんなに絡む役ではなく。
そういえばそうだった、と。

あとアレだ、誰が演じようと共感できないのよ…ヒロインのジョアンに。
初演、初演特別講演、再演と3人のジョアンを私は観てる。
そして、初演の時に比べ私も随分と年を取った。
でもわからない。
いや、もしかしたらケータイがなくて女性も今ほど強くない時代にはジョアン的な女性が普通だったのかもしれないが。
共感できないもんは共感できない。
私よりさらに何十年か生きてるはずの母もジョアンに共感できてないようなので、これは年齢や人生経験の問題というよりは人格の問題なのだろう。

ヒロインが共感できないと、恋愛に共感できないので、きちんとした感想が構築できないの。
私は今の雪組のことは好きだ。
だいもんは組替えまえから見てるし。
だけど、分からない多過ぎるものはまとめられない。

ジョアンの浮気相手君もわからない。
ヤバい人、としか理解できないぐらいにわからない。


でもさ。
ラストシーン、ラヴィックとボリスの別れのシーン。
「ほら来いよ」って腕を広げる、だいもん。
その「来いよ」が胸キュンもののすばらしさだったのよ。
だいもん、今まで相手役にこういうアプローチする役ってあったっけ?
表情も腕の広げ方も素晴らしい。
ラヴィックが嫌がるの分かってるからちょっとSっぽく。
最後の別れの悲しみを隠そうと薄く笑ってるけど哀しみが透けていて。
何あの色っぽさ。
相手役に、娘役にそれをやって下さい、マジで。
これを言いたいだけでこの記事をアップすることにしたんだもん。
「わからない」だらけの感想をあげるのは私の美学(笑)に反するのだけども。

でも、あのだいもんはマジでカッコよかったから!
カッコいいは正義。



で、ショーは楽しく猫いっぱい!
だいもん、テーマパークっぽいの似合うなあ。


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このページの管理者、朽葉。
とにかく生のステージが好き。
お笑いメインに、芝居、宝塚と西へ東へ。

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