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2018-04

電撃ブリッツラストデイ@ノーダウト!!

さんざんお世話になりまくった電撃ブリッツさんの解散。
もうこれははせ参じない訳にはいかない!
チェス通信の号外「電撃ブリッツ通信」まで作って参戦。
で、なんで写真がないんだ?
ネタだけでテンション上がりきって、撮影忘れた。
私はこういう人です。
まぁまぁ、伊志嶺さんはこれからも芸人だし!


まずはネタの感想から。
ツジモトさん。
「やってもた」っていうしかない瞬間ってあるよね!
電車の中で起きた衝撃のエピソード。
いかついオッサン相手にそれをやっちゃうのね…
なんたる不運。
しかもやらかした理由がバカすぎる…
愛すべきオバカ最高。


イタリーなかむらさん。
「わかば」との別れ。
わかばはきっといい女。
あれ、なんかちっちゃいぞ?
わかばはタバコのわかばでした!
禁煙できないってそれだけの話がなんでこうもドラマティックになるんだか。



カマグチさん。
パン派集団の中にご飯派がまぎれこんでいる!
…ギャングっぽい衣装で出てきて派閥の理由はソレか。
ある種社会派なのか?派閥なんてくだらない的な?
いや、そんな深い事一切考えてないっぽいな。
最後はご飯派のあぶりだしに成功。
いや、そんなベタ?
何気に和解の気配を残しているのがもう。



モーニングマンさん。
引きこもってしまった息子を励ましてあげようとする父親。
その父親と学校の先生の二者面談。
この父、ものすごい苦労人。
自業自得感はなくもないけど。
というか息子。
よくこの環境で引きこもろうと思えたな!




松下ひものさん。
大阪城おじさん!
おじさんシリーズ万能すぎる。
このおじさん標準語なんだけど、どうなってるの?
ひものさんは傷心旅行で大阪来てたっぽいな。
これだけ強烈な旅の思い出があれば、傷心も忘れられそうね!
明らかに大阪城おじさん事態をさらにひどくしてるけど。




ストロベビーさん。
彼らは初めて見るなあ。
おうちのない人同士のコンビ?
という設定なんだろうけど。
全てが強烈。
ネタが「コンビニバイトしてみたい」という王道中の王道なのに。
キャラが強烈すぎて、ある意味何やってもオンリーワン。




ベイボインさん。
手土産を選ぼうとする漫才がどんどん脱線。
さかもとしろうさん葉がないし。
(あれは芝居の役作りじゃなかったんだな
話題がひとところに定まらない系の漫才って吸引力が大事。
いろんな意味で吸引力は抜群の漫才だったわ。




電撃ブリッツさん。
女子大学生シンガーソングライターと彼氏のコント。
手間本さん、ラストデイが女装か~。
前回見た時よりオチがパワーアップしてる!
最後の最後まで足掻く姿に何とも言えない。
ちょっと口とんがらせて不満げな女子演じる手間本さん。
伊志嶺さんは容赦なく口が悪い。
口が悪いけど、荒々しくないのよね。
なんだろう、声質なのかなあ。
そしてネタ後は彼らの解散式!


解散式、写真撮っても良かったんだけどあまりにも内容がヤバいので割愛。
無茶ぶりと聞いていたけど、ここまでとは!
伊志嶺さんが「動画消せよ!SNSあげんな!」と叫んでいたのも無理はない。
あ、私の写真がないのは忖度じゃなくてガチです、残念ながら。
解散はしても伊志嶺さんはピンで継続だそうなので、今後が楽しみ。
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チキン完売?@えずれひろゆき単独ライブ「ezure21]

年に2回の恒例行事、えずれひろゆきさんの単独ライブ。
もちろんネタが面白いから行くんだが、えずれさんの場合はネタの間の映像が本当に面白い。
「カリスマ」だの「ストイック」だのと芸人仲間に評されるえずれさんが「お笑い以外ポンコツ」な姿をさらしてくれる面白さ。

とはいえまずはネタの感想から。


あるある山。
やまびことの対話の1人コント。
あるあるを言うとあるあるを言い返してくる、やまびこ。
どんな山の神だ。
そしてこの神、自分の「お気に入り」を言うために登山客を誘導したりするし。
果てしなく人間臭い神に遊ばれるえずれさん。
あるあるの内容自体はすごく現代的。
何、この山の神、スマホに理解があるけど?


忍者。
忍者が「〇〇の術」の形であるあるを言っていく1人コント。
「拙者」とかセリフ回しがいろいろ板についてなくて面白い。
この「こなれてない」面白さは今日限りなのよね。
二回目からどんどんうまくなっちゃうからなあ。
あるあるはこちらもノージャンル。
忍者、現代的だな!
忍者的に立ったりしゃがんだりする身のこなしがぎこちないんだが、映像でのダンレボ見るにつけこの運動音痴ぶりはこの人の重要なチャームポイントだと思う。


陰陽師。
これは「面倒くさい女あるある」をまとめた感じ。
そういう女の霊に憑りつかれた女の除霊をするという設定。
陰陽師の烏帽子、黒く塗ったコック帽に見えるんだけど…
これ、ただのあるあるじゃないのよ。
途中で女(等身大のイラストパネル)に憑りついていた例がえずれさんに乗り移るの。
ここからがもう止まらない。
もっと早々にえずれさんに憑りついちゃえばいいのに!




神経質。
これはコント要素ほぼなしの王道フリップ。
神経質だから気になっちゃうこと、を上げていく。
特にジャンル設定はないけど、SNS絡みが多めだったかな?
えずれさんにしては珍しく声を荒げて大熱演。
フリップ投げ捨て大暴れ。
フリップの糊剥がれとか、芸が細かいわ。


巧の技。
今回一番のくだらなさ!
えずれさん「らしく」はないテイストのネタ。
それがいい。
手作りの「バーコード読み取るヤツ」用意してレジでの袋詰めの裏技披露(ドヤ顔)。
ゴミ袋の交換のプロの見切りを披露(ドヤ顔)。
この小市民ぶりがいい。
雑誌のヒモがけの手早さにキメ顔。
いいわ、この新境地。



卵。
ムツゴロウさん的おじいさんが何かの卵についてアレコレ言う1人コント。
この卵は何かのステレオタイプ。
つまりあるある。
このネタに、あの人が現れる!
いつものコンビニネタにいる、メガネでグレイヘアでもっじゃもじゃのオッサンバイト。
何あの人、単独レギュラーなの?
なんであんなにネタの宝庫なの?
あのオッサンのインパクトがすごすぎて他のあるある忘れた。



横浜ラーメン系あるある。
なんかネタのシステムが複雑だぞ?
「場面」「年齢」「気分」の三要素を最初に提示してからあるあるを言うスタイル。
この三要素を家系ラーメン特有の味付け指示になぞらえた、のかな?
ラーメン屋行かないから適当だけど。
学生あるあるが豊富で面白い。



地下芸人の詩。
「歌」じゃないんだ…というこだわりにまずちょっとクスっときつつ。
地下芸人の哀しさを唄うネタ、と思いきや。
今回なんかメタ入ってる?
地下芸人仲間についての一言がところどころ。
いや全員知ってるけどね…
私どっぷりだな。



マグロの解体ショー。
今回は体育館あるある!
段ボールつないで作った体育館を解体すると、側面にあるあるをイラスト化したものが描いてある構成。
そしてギャラリーのガヤは…うん、知ってる声だらけなんですがこれは。
声が特徴的なあの人、明らかに訛ってるあの人…見事に点呼できるぞ。
えずれさん、さすがの人脈?
体育館天井のバレーボール、えずれさん本当好きねえ。
いろんなネタに登場してるぞ。



コンビニ講座。
そうそうコレがなくっちゃ!
圧倒的な安心感。
こんなネタを作ってるえずれさんもバイト中あんなドヤ顔してるのか~、と前のネタを振り返りつつ。
これ、R-1にもっていくこと多いネタだからあんまりネタバレしたらダメよねえ。
2018年春のコンビニ講座は「10年に一度の仕上がり(ボジョレーヌーボー評風に)」ということで。



お待ちかね?の動画の話。
まずはダンレボ。
えずれさん、本当運動系はダメだなあ…
驚くほどの出来なさ。
レベル1で大苦戦。
というかこの感じだとボックスステップできない系の人なんじゃないか?
カメラマンがさすがに見かねて口を出す始末。
2曲踊ってヘロヘロなんだが、そもそもボカロ曲知らない様子のえずれさん。
知らない曲でやるのはキツいよねえ…
(私は音ゲーは太鼓の達人専門
本気で嫌そうな顔をしていたところへ、神レベルのお爺さん現る!
俄然燃えるえずれさん。
最高レベルにチャレンジ!
惨敗!
むしろアッパレ。


ラップ。
フリースタイルダンジョンとか言う流行のアレ。
芸人のシオマリアッチさんを呼んでレッスンというか模擬バトル。
えずれさん、なぜか相手を褒めだす。
え、こんないい人設定だったっけ(混乱
まずリズム感がアレなのはダンレボでわかりきっていただけだが…
なぜラップを選んだ?
韻を踏むとか云々の前のところに山積みにされていく課題が面白い。
謎のヘッドフォンも即つっこまれる。
そうそれはDJです。


利きチキン。
コンビニ大手のチキンを使って利きチキン!
ずっとコンビニで働いてるからできるよね!と。
MCというかアシスタントにチバさん。
罰ゲーム要員にもう一人連れてきてるらしいが?
さて、初戦。
惨敗。
自信満々だったのに。
二回目。
惨敗。
首をひねりながら真剣勝負だったのに。
三回目。
「もうお腹いっぱい」
待て。
なんとかここで成功!
ちなみに罰ゲームは野球芸人のきのさんによる尻バットならぬ腿裏バット。
「ほらあ赤くなってる」
…脱ぐな!

で、ライブってのはだいたい夜なわけですよ。
今回だって終演九時過ぎよ。
仕事後なんだから夕飯まだなのよ。
何この飯テロ!
この後新宿のコンビニからチキンが消えたであろうことは想像に難くない。

キャラ崩壊ぶりがたまらないネタ間動画。
今回も最高だったわ。
次回はできればまた料理リベンジを…

毎度おなじみチラシもって一枚。
ezure21
酸素持ってるようなタイミングでも写真OKなえずれさん。
さすがストイック。

無人くんのくせに@BADDY

カンパニーの併演のBADDY。
これはBAD由来の人名でたまきちの役名。
全体的に「ちょい悪」系の男が揃う、間違いないショー。
なのだが。
衣装のセンスよ…いや、ちゃぴだから何着ても可愛いんだけどさ。
すー様の頭に地球乗ってる件とか、すごいぞ。

さて、ショーなのに今回は世界観の開設が必要だ。
「悪いもの」を全部月に追い出し、戦争も事件もない平和な星となった地球。
首都が宝塚市だとか細かいボケにはもういちいち突っ込むまい。
前述のすー様は女王。
王様は婿養子。
…男女平等でよろしいことで。

王子は退屈し、月を見ているけれど、それが気に入らない女王。
平和な期間が長すぎて、王子はもはや「悪い」って言葉の意味すら知らないそうな。
帝王学も必要がないぐらいこの世界は平和ないでしょうか。
平和すぎて王子ご一行がエビやカキに化ける始末。
なんかリトルマーメイドもしくは浦島太郎的海の仲間がこのショーでは大活躍。
コンセプトどうなってんだ。
リゾートを勘違いした結果か?

この調子で、全編設定の詰めが甘い。
オタクとしてはこんなおいしい設定はないって設定なのに、どうも生かせてないんだよな~。
基本、「悪い」のは男役で娘役は良き地球人。
(突っ込むことをあきらめた

そんな地球の平和を守るのは、美少女警官グッディ!
ちゃぴが可愛い。
衣装が婦人警官っぽさゼロのパステルカラーのフレアスカートでも許す。
可愛いから。

芝居に引き続き、ロン毛のみやるり。
芝居ではそれでも兄貴キャラでそこに萌えでいたが、今回はオネエキャラ。
BADDYの恋人?的な存在。
しかしここでまたアンラッキーなめぐりあわせ。
芝居の方で「今の時代はBLバレエもありだブレイクスルー!」だったのに、「悪い」ものを知らないグッディはBLを見て「こんなの初めて見た」的対応。
BLハワルクナイデス。

月から襲来するBADDY。
登場シーンはくわえタバコ。
このタバコ、このショー全編で「悪い」もののシンボル扱い。
結構エグいこと(銀行強盗)や地味なガチ犯罪(パスポート偽造)をしているのにね。

とまあ世界観の悪口は止まらないが、とにかく萌えはあるんだ、このショー。
だって、としくんが、としくんがね(語彙喪失
としくんもBADDY一味で、追われる身。
腕を撃たれ流血しながら逃走中、1人の少女に出会う。
少女は自分のハンカチを腕に巻いてくれる。
そこで一瞬二人の目にきらめく何か。
少女漫画的トキメキの展開。
けれどこの恋は実らない。
最後に二人が視線を交わし、としくんがもらったハンカチを投げ捨てるのよ。
訣別のシーン。
いや~これで一本芝居が見たいです。


ポッキー(かなと君)もラストシーンでの漢ぶりや、懐かしのチェンジボックスにでも入りそうなルックスでも滲み出る可愛さがイイ。
王様ご一行も可愛いから好きよ。
謎のグッディーズもとりあえず可愛い。
設定がとにかく謎だけど。


とし君のラスト影ソロはもうね…うん。
新公の頃からとしくん大好きだったからなんかもうね。
というわけでショーになっても私はとしくんビュー。
群舞までガッツリあって最高だったわ。

ああでも群舞にいた無人くん的宇宙人よ…結構いいダンスするんだよ無人くんのくせにさ…
宇宙人の詳細はもう説明しない。
全編無人くんで出てた可哀想な若手がいるんだよ、とだけ。
名前は各自調べてあげて、ゆうま君のために。
せめて名前覚えてもらえなきゃ彼が可哀想すぎる。
顔は今回覚えてもらえないんだから。
何が可哀想ってね、彼はプログラムでも無人くんなんだよ!
前代未聞。
なんだかんだで彼に全て持ってかれた感があるので記事タイトル。

チョコケーキと月@カンパニー

今回の私はとしくんビューである。
先に宣言しておく。
理由など言わずもがな。


さてカンパニーの方は原作あり(今回は原作は読んでいない)
製薬会社がスポンサーとなり行われるバレエ公演。
演目は白鳥の湖、かなりオリジナルアレンジ。

メインキャストは
・左遷組(たまきち@青柳、うみ@由衣)
・バレエ団(みやるり@悠、ちゃぴ@南、ありくん@蒼太、わかばちゃん@紗良、すーちゃん@乃亜先生、京みささん@敷島先生) 
・バーバリアン(としくん@阿久津、かなとくん@那由多)
これらに製薬会社のお偉いさんと、走るアイドルマイマイが絡んでくる。


この作品、演出は石田。
私は一切予習なしで見に行ってるが、観劇中に気付くレベルの石田節。
・カップルのわちゃわちゃの仕方
・ショーシーンの突っ込み方
・現代的アイテム大好き
ここら辺がもうザ・石田。
でも私は嫌いじゃない。

走るアイドル、マイマイの不祥事(できちゃった結婚)で左遷された二人はバレエ団へ。
バーバリアンは製薬会社のイメージソングを歌うことになり、ついでに那由多君のバレエレッスンのためバレエ団へ。
これで登場人物全員繋がる。
ここまで至ってシンプル。




問題は「白鳥の湖」だ。
これ、ストーリーはイマイチ知名度がない。
ヒロインはオデット、白鳥に姿を変えられた姫。
元々ヨーロッパでは「人を動物に変えちゃう悪い魔法使い」話は山ほどあるので、これもその一部。

さて、このオデット、白鳥になるのは夜の間だけ。
昼間は姫の姿に戻るので、ここで王子と恋に落ちる。
王子の名はジークフリート。

しかし結婚するには「夜は白鳥」という呪いが問題だ。
ここで出てくる悪役ロッドバルト。
ロッドバルトはオデットソックリのエロエロ美魔女(オディール)に姿を変え王子を誘惑。
この誘惑の踊りが最高難易度、黒鳥のパ・ド・ドゥ。
なんと32回も高速回転する振りがある。
オデットとオディールはソックリさん設定なので、オディールを踊るのはオデットの演者が普通。

誘惑に負ける王子、そしていろいろあって攻撃され瀕死のオデット。
このシーンが最も有名なシーン、瀕死の白鳥である。

そしてなんとこのバレエ、マルチエンディング。
バッドエンド(心中エンド)とハッピーエンド(真実の愛で呪いが解けた)がある。


以上、これを知らないとこの「カンパニー」という作品は意味不明になる白鳥の湖のストーリー。
なので登場人物(悠と乃亜と紗良)を使ってストーリー再現。
ここら辺、庶民派石田だからここまで丁寧にできるんだよな…
私みたいな生粋オタには無理な芸当。


このバレエ団のプリンシパルは悠で紗良の幼馴染。
なかなか気難しい人物で普段はウィーン住まい。
今回の公演のため帰国はしたものの、部屋から出てこないしトレーナーの由衣を拒絶するしスキャンダル起こすしギックリ腰になるし…
青柳八面六臂。

やっと心を開きかけた悠。
昔の故障の事を打ち明け、王子ではなくロッドバルトを演じると言い出す。
そのためにはストーリー改変が必要だが、その本はもう敷島先生が持っている。
この「本」…BLバレエ?!
オディールではなく、ロッドバルトがその姿のまま王子を誘惑する。
ロッドバルトの背景と動機を描く場面を加える。
ロッドバルトの役の比重を上げ、プリンシパルが演じてもおかしくないよう格上げしつつ、王子より出番は少なくできる。
ただ問題は、オディールが消える事。
オディールのないオデットは技巧的にはかなり落ちる。
オデットを演じる紗良は製薬会社の社長令嬢。
「金で役を買った」と言われ続けて彼女の、今回は引退公演だ。
そこでオディールなしのオデット。
こうなればもう当然「実力不足でオディール踊れないお嬢が無理矢理本を改変してまでプリマでいようとした」と見えるだろう。

でも。
この話を聞いた紗良はこう言うんだ。
「私の王子さまは?!」
それどころじゃない状況なのに。
あくまでブレない、逃げない。
この紗良、ただのお嬢ではない。
本当は芯が強くて全てわかったうえで、お嬢というキャラを演じることを選んでいるんだろう。
社長令嬢ならではなのか、この肝っ玉は。


そしてここで見えてくる悠と紗良の信頼関係。
恋愛関係とかそういう物とは別な、相棒というか背中を任せる相手としての信頼。
「紗良ならオディールなしのオデットでもちゃんと魅せられる」
「悠なら王子探し含めて最高の公演にしてくれる」


王子探しは難航する。
悠が探してくるとは言ったものの…
そこで目をつけられたのは那由多。
もともとバレエ経験は数年ほどだった那由多、でも敷島バレエ団での再レッスンで才能を紗良と敷島先生に見出された。
反発する悠はウィーンに出奔。
追いかける由衣と青柳。

悠がいたのは行きつけのカフェ、チョコケーキ(ザッハトルテ)が最高だというお気に入りの場所。
息まく由衣に「とりあえず座れ、ケーキでも食え」というがもう興奮状態の由衣は止まらない。
ここで悠が椅子を引いて由衣をエスコートして座らせる。
何あの俺様王子。
全女子大爆発する萌えシーン。
そして炸裂する石田節、このチョコケーキは当然キーアイテムになる。


悠はようやく由衣を認め、「行くぞ由衣」と。
由衣は大喜び、そしてやっとトレーナーのお仕事をさせてもらえる、と。
帰国してから那由多王子で稽古稽古。

本番の千秋楽前の飲み会にて…
紗良を挑発する阿久津と那由多。
急遽リフトを振付に突っ込むことに。
当然、本番で事故。
紗良は瀕死の白鳥まで踊りきるが、最後の三幕はもう無理。

メンタル豆腐な那由多、引きこもって大泣き。
ここでバーバリアンがミニライブやって時間つないだり、紗良と悠が説得したりして那由多復活。
南が紗良の代役を務めることになる。

ラストシーンは登場人物みんなの「旅立ち」と恋愛関係のエピローグ的なパーティーシーン。
マイマイには赤ん坊が無事生まれ、カップル2組(青柳&南、悠&由衣)も無事成立。
会社の中の悪い奴は左遷されたし、南はバレエ留学の話が来たし。
このパーティーでの告白シーンがまた石田節全開。
悠の告白「ウィーンについてきてくれ、ヨーロッパは嫌か?」に対して由衣「あの時食べそびれたチョコケーキ、まだ食べられる?」と。
萌えるけど萌えたけど!
石田、好きよね…こういう「告白へのズレたOKと、それを呆れながら笑って包み込む男」。
もうねカフェのシーンでわかってたよ、この二人くっつくときはチョコケーキ云々やるだろうってのはさ。
こういうベタは大好きです。

さて、ここまで青柳と南はあまりストーリーに登場していない。
なぜならば彼らはある意味「狂言回し」、これまた石田節。
歴史ものの中の現代人、という形で石田がさんざんやってきたアレだ。
ストーリーを動かすというよりは、触媒として全シーンにいる感じ。
特に青柳の天然ボケぶりはちょいちょい笑いになっている。
そしてちゃぴは可愛い。
とにかく可愛い。
バイトのコンビニ制服が反則レベルで可愛い。
バレエ用語の説明は二人の可愛いいちゃいちゃシーンだし、唐突にお祭りデートもしてたし、萌えは随所にある。

このバレエ公演の宣伝は基本青柳メイン。
フラッシュモブと称して盆踊りで白鳥の湖の曲で踊っちゃうし。
(電飾着きのチュチュとかセンスはヤバイが…)
このシーン、ニッカボッカ風の衣装のバーバリアン(特にとしくん)最高だし、ちゃぴ超美脚だし、クールビューティーのくせにガツガツ踊るみやるりがもうね…
で、青柳、まさかの空手演武で参加。
最初のシーンが「柔道でひったくり撃退」だったりと、実は青柳は武闘派。
ヅカ的にはかなり体格のいいたまきちだからなんとかなった設定だな…
萌えるけども。


そして唐突なお祭りデートも実は布石だ。
「夏目漱石はアイラブユーを『月が綺麗ですね』と訳したんですよ」と言い出す意外とロマンチスト青柳。
そしてパーティーシーンでそわそわして意を決して「月が綺麗ですね」。
「え?月なんてない」という南。
ああもう、石田節。
萌えるけど!
だってちゃぴとたまきちだから。
もうズルいわ。

この手の「前半部分のラブ度低いうちの会話が後半で全く別の意味合いで再現される」って石田大好きなのよ。
私も大好きだけど。


で、個人的萌えよ。
バーバリアンよ。
那由多は「アイドル」と言われて嫌がるシーンがある。
阿久津の自称は「パフォーマー」。
阿久津と那由多が同一グループって事からしても、ダンスの雰囲気からしてジャニーズ的存在ではなく、エグザイル路線。
ワイルドな衣装の阿久津がたまらん。
那由多の保護者やってる大人な阿久津が萌えすぎる。
那由多の振付のグレードアップのため、紗良を挑発する悪い阿久津。
瀕死の白鳥のシーンの事故の時、深々と頭を下げる阿久津。
場をつなぐための時間稼ぎでやった「ミニライブ」は銀橋を通過。
ヤバイ。
ついに語彙力を失う。

というわけで流石に長すぎるんでショーは記事を分ける。
こっちももちろん、としくんビュー。

新鮮な笑い、いつもの笑い@サキ単独「サキのコント、2018春 フレッシュマンと呼ばないで」

クチバズチェスでおなじみサキさんの初単独ライブ。
本当に若い彼ら、実際大学卒業してまだほとんど経っていない。

まずはネタの感想から。


刑事と泥棒。
「君の名は」系ぶつかって入れ替わりコント。
入れ替わるのは万引き犯と刑事。
刑事に入れ替われて喜ぶ泥棒。
ところが、刑事、結構ヤバい人?
万引き程度で発砲してるし。
その後、刑事の背景が明かされ形勢逆転。
そのままオチへなだれ込む。
この手の入れ替わりネタにしては珍しく、元々二人のテンションに落差が少ない。
それが話の複雑さを増していて、味になっている印象。



クイズ!1000万円。
正解すれば1000万円もらえるが、不正解だと1000万円獲られてしまうクイズ番組。
問題はたった一問!
こうなってくると、クイズというよりもはやギャンブル。
今回の挑戦者は三回目の挑戦。
今までは…二戦二敗。
諦めようよ。
今回の問題は…トリプルアクセルなひねり方。
ひねりすぎでしょ。
正解させる気が一切ないのはわかりやすくていいけども。
一応ライフライン等某クイズ番組を彷彿とさせる仕掛けが隠れてるのがニクい。



浮気な男たち。
なんというか、小説っぽいコント。
私の好きな阿刀田高とか、こういうの絶賛するだろうな。
海外で言うとオーヘンリーでもありそうだ。
先輩の彼女と浮気しちゃった後輩が謝罪のため先輩をカフェに呼び出す。
先輩も実は浮気をしていて、後輩が浮気しちゃった方の女の子は本命ではない。
だからむしろ浮気大歓迎、真剣に謝る後輩との温度差は増していくばかり。
オチは台詞一行。
それでちゃんと伝わる。
この鮮やかさも小説っぽい。



不動産屋。
ランニングシャツ姿で不動産屋に来た男。
真面目に対応するスーツの店員。
会話がどこかおかしい。
LDKの意味するところが違う?
実はこの不動産屋は特殊な物件のみを扱うところ。
しかもたぶんイリーガル。
仕掛けがわかるとすごく納得するとともに、台詞の面白さが増す。
2回目以降見て、より楽しめるディティールを笑うコント。



笑うバイト。
バイトの大学生?と店長。
バイト君は訛りの激しい地域出身。
しかもド田舎のため、別言語レベルで訛っている模様。
そうなると、東京で普通の言葉が彼の地元ではヤバい単語に。
店長の何気ない台詞がツボに入ってしまい、笑いだすバイト君。
真面目な話の最中に笑われるのはいい気分ではない。
当然険悪な空気になる店長。
笑い続けるバイト。
地に足の着いた、リアリティのある設定から上手くリアリティを削いでいく、彼らの持ち味が最もよく出たコントだと感じた。



ベタ。
サキさんの新境地。
ドタバタコント、動きの多いコント。
「ベタな行動にアレルギーのある」人と、「ベタな失敗ばかり繰り返すドジっ子」の商談。
今まで「あるある」要素を取り入れたネタはなかった彼らが、単独という事で殻を破ったのがこのネタなんだろうか。
でもね、あるあるが絶妙にレトロ。
「リモコンと携帯間違える」はガラケー時代のあるあるだと思うの…
キミたち、完全スマホ世代では??
その微妙なミスマッチがまた面白い。
どこで学んできたんだ、あのあるある。



ウェディングプランナー。
公民館で今度結婚式を挙げる友人のため、いろいろ手伝ってあげているウェディングプランナーになった親友。
親友君は都会在住なのかな?
ちなみにこのコント冒頭でちょっとした衣装ミス発生。
アドリブで見事辻褄合わせてたわ。
舞台は生もの、こういうのが醍醐味。
さて、プランナー君は結婚式のゲストの手配をしてくれた。
それはなんと…世界一有名なネズミ男子!
嬉しいやらビックリやら…あれ、ちょっと待てよ。
ふと現実に戻る瞬間のリアリティがイイ。



さて、この合間に二つほど、連続性のあるコントが挟まっていた。
「フレッシュマンからの手紙」
友人に借金を申し込んで断られ、それからなぜかその友人の実家を襲撃した男。
被害者であるはずのその友人。
この二人の刑務所の中と外の文通の物語。
お互いのちょっとした見栄や嘘。
ぎくしゃくする関係性と、そうなりたくないという二人の一致した思い。
往復する手紙の朗読で構成される、コントというより二人芝居。
彼らの静謐な笑いを濃縮した、まさに単独ライブでしかできない作品となっていた。



終演後、余韻トーク。
故林広志さんを呼んで三人トーク。
ネタはあれだけの完成度なのに、トークだとわちゃわちゃするサキさんに萌え。
次回は秋ごろ開催らしい。
楽しみだ。

わたしはそこにいたいから@劇団YAMINABE「表と表」

劇団YAMINABEさんの公演、「表と表」。
つぶれかけた蕎麦屋(メイン収入は居酒屋営業?)を舞台に、夫婦の破壊と再生の物語。
前回の「疑惑」が割と群像劇だったのに比べ、今回は夫婦がはっきりと主役。

まず最初に登場人物紹介的な場面。
ザ・いい人な気弱で馬鹿正直で蕎麦がまずい旦那がスモーキードライの高野智和さん。
その妻で気の強そうな美女が一木花蓮さん演じる奈央。
ナースを目指して学費をためるべくバイトに励むバイトの奈津が宮崎真緒さん。
主役の気弱な旦那、ユウジの親友二人、モテそうな方が沼倉計太さん演じる中谷で、モテなそうな方が吉井元さん演じる望月。
妻、奈津の兄が三須暁さん演じる翔太。
常連客の謎のジジイ、源さんはさかもとしろうさん。

で、その後借金取りの兄貴の中島多朗さんとその舎弟のおしんこきゅうの湯浅さん登場。
妻がつるんでるもう一人の美女、あやせいかさん演じる千尋は登場シーンからして怪しい。

さて、主役の夫婦はどうもすれ違っている模様。
旦那は妻にベタぼれだけど、言うべきところでガツンと言えないキャラクター。
妻は妻で奔放に飲み歩いている様子。
借金取りは兄の翔太が追い返してくれたものの、二人きりになると会話がかみ合ってない。
そんなぎくしゃくした空気の中、妻の奈央が借金を返すためのとんでもない提案をしてくる。

「不倫しなよ…私が訴えるから!」

美人局の男女逆転バージョン。
ユウジは妻にベタぼれ、不倫なんかしたくないし、でも妻にベタぼれだからこそ妻に逆らえない。
明らかに挙動不審になり、親友たちにも怪しまれる始末。

一方、奈央の怪しげな交友関係はさらに増える。
探偵?ジャーナリスト崩れ?なホンマユータさん演じる木村。
コイツ、明らかに奈央に気がある。
でも奈央はそれに応じる気配はない、それなのにどこかただならぬ空気。

とにかくユウジは不倫をしなければならない。
だから中谷に合コンを頼む。
そして自分の店で合コン開始。
いや、証拠集めとかは楽だろうけども。
繰り返すが、ここはつぶれかけの蕎麦屋。
女子ウケはしなさそうだが…
やってきたのは中谷の同僚、金沢藍さん演じる久美。
久美の飲み友達の不思議ちゃん、岡田果実さん演じる明菜。
ユウジの本命になる徳丸舞香さん演じる順子。


不思議ちゃんの明菜と、妙にハイテンションな望月、意味不明な意気投合。
ここら辺からコメディのエンジンかかってくる。
合コン中、カウンターで見守る奈央。
そこに入ってくる翔太、必死にごまかす奈央。
この翔太、どこまでわかってるかわからない。
初登場の借金取りを追い返すシーンからそうで、つかみどころがなくてふわふわしてる。
だけど、転んだ振りして相手の急所を突くようなそういう行動をする人なのよ。
本当はすごくすごくキレ者なんじゃないかな、と感じさせる。
最後までふわふわのままなんだけどね。


そして合コンやってる合間合間に出てくる借金取り二人。
神出鬼没の源さん。
コヤツらが絶妙に話を引っ掻き回してくれる。
で、合コン後は木村ときな臭いシーンがあったり、奈央とユウジの深刻なのにコメディなシーンがあったり。
妻に女の口説き方を教わる夫、ってシュールですらない何か。

合間合間に借金取りは仕事する。
とはいえビシっと決められない舎弟、セカンドバッグの小銭を回収するだけでも大わらわ。
源さんもろくでもないことしつつ、でもこの店の蕎麦を愛してることをアピールするために借金取りと対決する。
源さんが格闘技経験者だと?
どんなドラマがあるんだ、このジジイ。


そうこうしているうちに時は流れ、ユウジは心の中に重たいものを抱えながら、順子とのデートに臨む。
だけど、最後の最後でワルになれないんだ。
順子の語る過去の恋愛話、既婚男に騙された話を聞いてるうちに、自分の計画に順子を巻き込めなくなる。
で、順子を突き放して自己嫌悪。
順子はユウジの計画を知らないから本気で傷ついて、ここで久美たち登場。

中谷はずっと行動のおかしいユウジが何も話してくれないことに、ついにキレる。
そして明かされる不倫慰謝料計画。
どう考えてもめちゃくちゃな計画。
ここにきて第三者の冷静な意見が入って、ようやくこの計画はちゃんと頓挫する。

さて、不倫しないとなっても借金問題は解決してない。
ここで借金取りコンビ再び暗躍。
冒頭の怪しげな女、千尋も何やら再登場。
話がこじれにこじれて、どん底になった時、やっと奈央の真意が見えてくる。
本当はユウジを愛していると。
以前に流産をしてしまった時から、ユウジのやさしさが痛かった。
慰謝料で借金を返すには夫婦が再構築では額が足りない、離婚前提の計画だった。
糸を引いていたのは怪しい女、千尋。
それを聞いてユウジは奈央を赦す。
抱き合う2人。

夫婦の誤解は解けた。
でも借金問題は変わらない。
タイミングよく表れた木村の情報を得て、中谷や久美たち合コンメンバーと合わせて一芝居うつことに。
ここからは怒涛のコメディ展開。
ラスボスの白石将吾さんが出てくるまでは。

再び合コンメンバーで呑みつつ、ユウジの浮気の話を千尋に聞かせて計画成功と思わせる。
協力してくれないんじゃないかと思われた順子も協力してくれて、でもまぁ望月中心に芝居はポンコツ。
そのどうにもポンコツな芝居に乗る千尋。
借金取りコンビも彼らの仕事をして、さて、大団円となりそうな鯛民で現れるラスボス、千尋の旦那。

ナイフ持ったラスボス、人質とられて絶体絶命。
そこに現れる源さん!
格闘技で磨いた技で形勢逆転!
そしてわちゃわちゃと人物が増えてきて、ほぼ全員揃ったところでユウジが「店を手放して借金を返す」と宣言する。
ラスボスからお金をせしめることだってできるのに、それは被害者に返して、自分の借金は店を売って返す、と。
ここで借金取りの兄貴が「馬鹿なヤツだ」って言うのよ。
たった一言なんだけど、全てを収束させる大事な一言。

どこまでも夫を見捨てない千尋、憑き物が落ちたラスボス。
本当は中谷たちの芝居が芝居だってわかってた。
だけど、これ以上夫が過ちを重ねないためにその芝居に騙されたふりをした。
ここで、もう一組の夫婦が破壊と再生をする。

そして後日、エピローグ。
借金取りコンビが店を買い取り、ユウジと奈央が店に立つ。
奈央の背中には赤ちゃん!
登場人物みんながこの蕎麦屋をたまり場にしている。
ここに、一つの「居場所」ができている。

これは夫婦の再生の物語。
同時に、「居場所」を失った人々の再生の物語。

やっと向き合うことのできたユウジと奈央、(店にはいないが)千尋と旦那。
この事件を通して店内での地位が上がり、翔太と飲み友達になっている源さん。
いつの間にか久美や明菜も常連で、中谷や望月もここにいる。
夢をかなえて、真っ先にこの店に報告にくる奈津。
完全にリラックスしてる借金取りコンビ。

これはユウジと奈央にとってだけではない、全員のハッピーエンド。




さて、個々の役語り。
この話において、このご都合主義が服を着て歩いてるような源さんは重要だ。
源さんが力技でハッピーエンドにねじ伏せていくんだ。

本当は、私は源さんは「店をユウジに託したユウジ父」の親友だと思ってる。
そう思わせられるだけの温かい眼差しをするんだもの。
ユウジも、奈央も、奈津も、源さんは我が子のように思ってるんじゃないかと。
クソジジイだけど、ここ一番で店のために体を張ってくれるのは、だからじゃないかと。
本当に言動はクズだけど、奥底にある温かさ。
これを表現できるさかもとしろうさんはすごいなぁと思う。


そしてもう一つ、めちゃくちゃ難しいだろう役。
バイトの奈津。
この奈津、ユウジにほのかな恋心はありそうなんだよね。
飲み歩く奈央にいい顔してないし。
だけど絶対それを表に出さない。
それは奈央の事も好きで、ユウジと奈央の夫婦が好きで、しかももしユウジが振り向いてくれても不倫するユウジは奈津の愛するユウジじゃないから。
告白しようが告白されようが絶対報われない迷宮の恋。
その恋を表に出してはいけない、でも匂わせないと奈津の行動のつじつまが合わない。
ギリギリのラインを上手く突いていて、少女漫画的トキメキまで味わえた。




ここからは私の妄想。
借金取りコンビ。
湯浅さんは安定の「ゴツい見た目に合わず兄貴になつく子犬」、兄貴の方はどう見ても役に立ってない舎弟をそれでも連れ歩く。
2人とも「借金取り」なんて本来向いてないひとなんじゃなかろうか。
だからこそ、ラストシーンの蕎麦屋でメインキャストみんなで呑んでるシーンが嬉しい。
アウトローな世界で生きて、居場所のなかった2人がやっと居場所に辿り着いた。
ラストシーン、多朗さん演じる兄貴の表情の柔らかさ。
この人、本当にいい芝居をするわ。
徹頭徹尾キャラが変わらないのに、何か変化を感じる湯浅さんの舎弟も良し。


ユウジは一見気弱で、飲み歩く妻にもビシっと言えない男。
女の口説き方の一つもわからない朴念仁。
だけど、愛する妻の過ちまで全て受け入れた男。
だからみんなの居場所になれるんだ。
蕎麦がどんなにまずくとも、ユウジの店には人が集まる。
ユウジの周りには、温かいい場所ができる。
こういう一見ヒーローじゃないのに求心力のある人物像を演じきれる、高野さんの「人たらし力」は素晴らしい。

2人の「妻」、奈央と千尋。
どっちも一度は夫の愛し方を間違えた。
奈央は優しさから逃げながら、優しさに甘えて試し行為をしながら、夫を試す自分にさらに傷ついた。
千尋は変わりゆく夫におびえながらそれでも夫を愛し信じていたのに、その愛も信頼も言葉にできずにいた。
包み込まれる妻、奈央。
包み込む妻、千尋。
2人の対比が面白い。



この作品、キャッチコピーに「不倫」という言葉が出ているけど、本当のテーマは「居場所」だと私は思う。
全員が居場所を得られる結末で良かった。
不倫というのもキャッチーで現代的で目を引くテーマだけど、「居場所」もしくは「コミュニティ」っていうのも社会的に面白いテーマ。
今回はやや社会派っぽくて、これもこれで良かったわ。
次回ももう決まってるらしく、かなり楽しみ。

終演後には借金取りコンビの写真ゲット。
IMG_0415.jpg
まずはビッグスマイル!

次は役の感じで。
IMG_0416.jpg
一瞬で化けてくれるあたり、さすがです。

新年度の新制服@クチバズチェスSchool Days

今回は新学期、新学年ということで学生ネタ、学校ネタ縛りのクチバズチェス。
学ラン萌えの私には眼福。

ユメマナコさん。
ねもよしさんに呼び出され、待ち合わせ場所で待つまるゆかさん。
この空気は告白だ。
だけど、お腹が…イタタ。
ここからどんどんすれ違う会話。
さりげなくこの二人は幼馴染設定と、萌えも忘れない優秀さ。
オチは…わかってたけど、うん。



ウルトラトウフさん。
パシられるカモシダせぶんさん、パシりにあれこれ命令するマリッジスターこうもとさん。
ダブル学ランきた!
しかも彼らは今回のベスト学ラニスト(勝手に認定)。
超能力で投げ飛ばされ突き飛ばされるカモシダさんの情けない表情、楽しくてしょうがない感じのこうもとさん。
その対比がイイ。


さんだるさん。
学校で大きい方をするとイジられるからやだな~。
と、友達をまいてトイレに入るそーさん。
出ようとしたら友達の堀内さんが来ちゃった!
とっさの機転でトイレから抜け出そうとするも、騙され過ぎる堀内さん。
これ、ウソがばれた時のダメージは堀内さんの方が大きいんじゃないかな。
オチまでずっと男子中学生ノリで、妙なリアリティがある。


ブランドンさん。
転校生と、転校生を紹介する先生。
先生役でもフタツカさんはロック。
教室のドアを蹴破って、チャイムはエレキギターで演奏。
ありとあらゆるものがロックになっていく、あのロック愛は本物。
西尾さんが時々飲み込まれかけてるぐらい。


きのさん。
県民トレード。
愛知と茨城、青森と大阪。
一見何の脈絡もないけど、実はちゃんとデータに基づいている。
すごいリサーチ力だわ…
でもね、きのさん、大阪には何か恨みでもあるの???


モロヘイヤ太郎さん。
言葉を説明しよう!
小学校とは?中学校とは?
なぜかどちらも単語3つになってしまう太郎さん。
とりあえず小学校時代はひたすら遊び、中学校時代はひたすらエロガキだったことは理解した。
…勉強は?


あかなすさん。
昔の恋の未練を解消したい。
告白して、結婚したい!
願望が大きすぎるのはおいといて、ひでまろさん…
告白がことごとく言えてない。
田中さんがビシバシ突っ込んでいくこの感じ、久々だなあ。
これを私は待っていたのよ!



ここで企画。
太郎さんに難しい言葉を説明させ、ホタテーズさんじなんぼ~いずさんブランドンさんが回答者。
「メルカリ」ですら悪戦苦闘する太郎さん。
魑魅魍魎は「強そう」だもの。
ここではじなんぼ~いずのシギハラさんが強かった。



さて後半戦。

マカロンさん。
転校してきた女の子が昔好きだった子だったら?
女の子=ヤマコちゃん。
ヤマコちゃん、先生と一人二役。
舟久保さん大混乱。
昔の思い出の品は見つかるのか?!


テキサスクローバーさん。
保健室の先生(女装)の栃木さん、生徒の長友さんにご執心。
手編みのセーターをプレゼント。
しかもそのセーターにはちょっとしたしかけが。
毒を盛ってみました!
ヲイ。
手が震えてるし。
もうここからツッコミどころしかない怒涛の展開。



ホタテーズさん。
なんかもう、彼らは万事力技。
ねじ伏せるだけの力があるからできるんだけど、「コンビニに置いといた自転車盗られたムカつく!」と暴れまわるぶーちゃんさん、が漫才として成立してしまう恐ろしさ。
川口さん、ゼロジーのステージだとぶーちゃんさんのヒップアタックで本当に舞台から落ちそうでアブナイ。
彼らのネタは4分が2分ぐらいに感じられるのがすごい同時にタイムキーパー泣かせです。



サキさん。
クチバズチェス最年少コンビ、とは思えない完成度。
現代日本の話のはずなのに、忍者くのいち飛脚。
ちょっと待て。
淡々と話が進んでいくからこその破壊力。
オーバーリアクションを使わなくてもこんなに豊かに表現できるんだなあ。
リアリティがゼロの設定でもこれだけ地に足がついているのは、これはもう間違いなく一つの才能。



じなんぼ~いずさん。
学生時代の思い出を語りつつ…
シギハラさんゲイ疑惑?!
主催者のBL好きを反映してこのネタ作り。
そのサービス精神は素晴らしい、ところで結局シギハラさんはどっちなの?!
全く関係ない話題が同時進行しても漫才成立する、さすがの実力。



電撃ブリッツさん。
彼女(てまもとさん)はシンガーソングライター。
彼氏(いしみねさん)とカフェで待ち合わせ。
彼氏が斬りだしたのは、別れ話。
だって、あまりにもなんでも歌詞にされちゃうから!
住所氏名まで?!
彼女の絶妙に話しの通じない感じがなんとも言えない。
ちなみに彼らは大学生同士という設定。
(「学生」は本来大学生の呼称だからね


えずれひろゆきさん。
卒業式の呼びかけ(楽しかった運動会、運動会、みたいなやつ)があるあるに変化していくという1人コント。
なぜか厚遇される体育館、体育館。
理科室、図工室、遠足、などなど皆馴染みの深いものばかり。
えずれさんの役は先生なのだけど、あるあるにツッコミいれまくり。
卒業式なのに自由だなあ。
ていうかこのよびかけ、誰が書いたんだろう。
こんな学校なら行ってみたい、なネタでトリとはすばらしい。



エンディング。
単独内定者(サキさん、えずれひろゆきさん、ホタテーズさん、さんだるさん、日程順)が告知。
みんな頑張れ!

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このページの管理者、朽葉。
とにかく生のステージが好き。
お笑いメインに、芝居、宝塚と西へ東へ。

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