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2016-12

年の瀬は肌色の季節@ツナコメ大忘年会

忘年会とお笑いライブを一緒にやってしまおう!というツナコメ特大版。
今回はなんと大喜利には観客まで参加。
私も一応1回回答して、見事に滑ってきたわ。
芸人さん、大変ねえ。
(私の回答も本物の芸人さんが読み上げてくれている


さて、まずはネタの感想から。


世界事情さん。
大人の遊園地を作ろう、という漫才。
大人だから健康をテーマに!
→健康ランド!
という誰でもわかるベタな流れを超えて、その先に広がる新展開。
アトラクションがフリーフォールとか、発想が若い。
しかも大人の遊園地だから園内にバーがあるらしい。
3Dシアターも!
アトラクションはちゃんとしてるから、一見大丈夫そうなんだけど…
あべさんが可哀想だからそのアトラクションじゃダメ!





ジョンさん。
新ネタかな?
「今年の一文字は?」という漫才。
相変わらず田中さんが梶原さんに徹頭徹尾非協力的。
今年の一文字を応えてはあげるものの、結局あだ名の話に逆戻り。
梶原さんの髪が伸びるにつれてよく使うあだ名が変化してきてるので、来年の今頃はどうなる事やら…
貞子?
そこまで髪の毛伸びるかな。
ジョンさんってあまり時事ネタをやる印象はなかったので新鮮。





松下ひものさん。
「自動販売機おじさん」というコント。
え~と…かれら結構いい年じゃなかったか。
それなのにこのバカさ加減。
いいわ、大好きよ。
年の瀬の殺伐とした忙しいときに、数分間何も考えずに笑えるって、砂漠のオアシスみたいなものだもの。
おじさんがなぜ自販機になっちゃったのか、の説明もいい加減。
設定がどうの、伏線がどうの、なんて全部吹っ飛ばして、自販機の上半身にパンツ一丁の下半身。
自販機の色とパンツの色はコーディネートされてるし。
ああもう、なんてバカなの。





電撃ブリッツさん。
少年院か戸塚ヨット〇クールか、その手の施設っぽいところでのコント。
新入りの少年と、指導教官?
「気を付け!礼!」から始まったのに、どんどんズレていく。
そしてまた…彼らも脱いだ!
おお、パンツがグレーだ。
そうじゃなくて。
なんで今日に限って2組もパンツ一丁が出てるのよ。
何、年末には人が脱ぎたくなる力でも働いてるの?





ヨージさん。
R-1終わりに駆けつけてくれたらしい。
賞レースへの文句っぽい話から始まって、お客さんのライブアンケートの話へ。
最終的にはヤンキーの意外な一面を語って落ちへ。
あまりにも「今日しかできないネタ」過ぎてアドリブかと思うぐらいだった。
でもあんなに淀みなくなんて、アドリブじゃ無理よねえ。
「お笑いはもういいでしょう」というネタの始まりでありながら、この笑いの量。
ベテランの底力を感じさせられるわ。
大喜利でも大活躍だったしね。





姫くりさん。
だめんずに引っ掛かった女子と、そのノロケを全力で折りに行く女子のコント。
相手が42歳の売れない俳優って時点でだめんず感出てるけども。
さらに次々出てくる浮気の匂い。
それでも「私は大事にされてるの!」と信じて疑わない脳愛お花畑期。
だけど、ノロケを折られて折られて…現実に次づく瞬間が訪れる。
気付いた途端、もう次に行こうとしてる。
その変わり身の早さが面白い。
明るく強くたくましく、積極的にだめんずにハマりにいく女子ってなんでこんなに力強い明るさがあるんだろう。
涙が出るほど笑って、なんか理屈を超えた元気がもらえる。
「男見る目ないよ!」と開き直って笑いあえる女友達がいるって最高だよね。





そして仲良し愉快な仲間たち、といった風情のさかもとしろうさん、こんちゃんさん。
ネタ中に客席で見てる芸人さんに助けを求めるなんて、前代未聞よ。
この手の助け合いがなぜか多くて、なぜか成立してしまうツナコメマジック。
それはこの後の大喜利にも続く。

今回「酒も食べ物も持ち込みOK」だったため、ネタは素面で見てたけど大喜利からは私も飲酒。
でも客席参加の大喜利だから一応回答は呑む前にしたよ!
呑む前にしても芸人さんが全力でフォローしてくれるレベルの出来だったよ!
しょうがないのよ、だって私は「お客さん」だもの。
(開き直らなきゃやってられない


大喜利は2問、優勝はこんちゃんさん。
ただし、自分の書いた回答をこんちゃんさんに読ませる芸人さんが続出してたから。
優勝は「Teamこんちゃん」が正確なところね。


その後はツナコメ流行語大賞、のコーナー。
さっきは大喜利だったけど、今度はフリップにテーマを書いてのトークって感じ。

最後に「お笑いフリースタイルダンジョン」。
主催の箸休めサトシさんはこれがやりたくてしょうがなかったみたい。
だけど機材トラブルの連続、芸人も結構呑んでて顔赤い、とまぁいろいろ重なって。
ラップバトルにならないどころか、バトルもほぼ不成立。
そんなアクシデントの塊みたいな状況でも流石ツナコメ、芸人さんたちの阿吽の呼吸。
呑みながらでもちゃんと客席からヤジ飛ばしてフォローして、SHOW MUST GO ON!
流れが止まることなく、笑いが絶えないままエンディングへ。

来年もよろしくお願いします、でシメ。
そうね、私も今年はお笑いライブはこれにて打ち止め。
来年もたくさん笑わせてね。



2016年も朽葉の日常を読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、よいお年を!
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ラバボーズ横田さんプレラストデイ@関東ゲラゲラゴールドチャンピオンシップ

一年間の総決算なゲラゲラゴールド。
MCはピーマンズスタンダードさん。

さて、まずは2分ネタで勝負。
賞レースの1回戦も2分だからかな?


ラバボーズさん。
実は横田さんが年内で芸人引退のため、今日がラストデイだったはずの二人。
ネタは「服屋の店員のテンションが苦手」の漫才。
単独の時のネタの1つだけど、かなり手直しされて洗練されてたな。
最後の最後まで成長するっていいよね。
横田さんの服屋の店員の似合ってるような似合ってないような感じもツボ。
(居酒屋の店員は似合ってたのにな
ただ、普通あんなふざけたテンションのお客はひやかしなんだけど。
小野島さんはちゃんとお買い上げ。
うん、偉い!(笑



三日月マンハッタンさん。
マリオのゲームをしようという漫才。
マリオのゲームを演じるのは又吉さん。
なんだろう、このダジャレ感。
ずらし方というかボケ方が基本ダジャレなの。
なのに予想がつかなくて面白いの。
2分しかないのが本当に残念で。
もっと見たかったなあ。



世界少年さんはこち亀の漫才。
理不尽だ。
不条理だ。
それが彼らの良さ。
2分でも充分話を引っ掻き回して去っていく吉田さんは流石。
観客サイドから一歩もブレない鯨井さんも確かなスキルの持ち主。
知識面でも、作品内容との矛盾無しであの不条理さ。
短いネタだからこそ際立つものってあるよね。



アゲインさん。
工事現場の新入りバイト、のりちゃんさん。
ん?
けーたさんの役は…先輩?!
嫌な予感しかしない。
案の定ドリルで大騒ぎ。
ちゃんと先輩風吹かせたいけーたさん。
やればやるほど裏目に出てるけど。
のりちゃんさんにひたすら懐いていくけーたさんが大好きよ。
ああ可愛いなあ、わんこ系芸人さんって。



たぬきごはんさん。
お嬢様と執事のじゃんけん。
諸事情で「勝ってもダメ、負けてもダメ」という状況に追い込まれた執事。
なんとしても「あいこ」に持ち込まなくては…
という訳でこじつけ開始。
お嬢様も素直でね。
こじつけに納得して何度も何度もじゃんけんを。
お嬢様、その素直さがむしろ心配よ!
執事頑張れ!




決勝はラバボーズさん、アゲインさん、世界少年さん。

アゲインさん。
大学生という設定らしい二人が並んで座っている。
飲み会大好きなけーたさんに、「誰と飲んでるの?」とのりちゃんさんが聞くと。
「はるな、あい、…」
ん?
なんか有名人の名前に聞こえる。
だけどけーたさんいわく「テレビのない家に育ったから芸能人分からない」と全く気にしてない様子。
のりちゃんさんは話が入ってこないとあの手この手でけーたさんの話し方に注文を付ける。
注文を付けても、どのパターンでも有名人になっちゃうのでパニクるのりちゃんさん。
オチは…誰だアレ!



世界少年さん。
「人ぞれぞれ」と吉田さんが連呼する漫才。
あの声はどこから出してるんだろう。
女子にも無理そうなキンキン声。
最終的に「喉がおかしくなる」とか言い出すし。
そりゃそうよ、どう考えたって無理あるもの。
「人それぞれ」までの流れは毎回ちょっとずつ違うけれど。
吉田さんの変わり身の早さだけは共通。
鯨井さんが全力で振り回されていく感じの漫才。



ラバボーズさん。
「一番ヒットしてる少年漫画は?(答え:ワンピース」の答えが出てこない、という漫才。
小野島さんが必死に「ヒント!」と横田さんにおねだり。
横田さんはそれにちゃんと答えてあげるけど…
やっぱり無理。
というのが漫才のあらすじ。
だけど、今日はそれにもう1つ追加。
答えが出てこないと焦る小野島さんに横田さんが突っ込んだ後の小野島さんの一言。
「答え言っちゃったら漫才終わっちゃうじゃん」
もうね、ラストデイ(予定)にこんなん言われたら!




そのままラバボーズさん優勝。
なのでラストデイ予定は撤回。
年内解散は変わらないけど、大みそかのカウントダウンまで出てくれるらしい。
いいじゃない。
大みそか解散で、カウントダウンライブ。
聖飢魔Ⅱと一緒だわ!
なんて素敵。

蜜月を懐かしむ@TOKYODECADANTSUNSET

ライブタイトル長いw

ニコさんと真夜中クラシックさんがネタを3本ずつやって、ゲストはネタ1本、その後トーク。
トークの時は皆さん新ネタの重圧から解放されて本当いい笑顔。

さて、まずはネタから。

ニコさん。

1本目。
飲酒運転からの事故で刑務所に入った夫を演じる榊原さん。
夫の出所を待つ妻が加納さん。
パートの掛け持ち、子供のイジメ、苦労する妻。
でも夫だって刑務所の中で辛い筈…
アレ?

2本目。
クラスのマドンナのリコーダーをなめる加納さん。
いきなり衝撃映像からのスタート。
榊原さんがメガネっ子。
(榊原さんのメガネは「このキャラはマッチョじゃないよ」という記号のようだ
中学生男子ってこんなに幼かったか?!と思うようなやり取り。
最後だけ大人になった二人のシーンが30秒ほど入る。
榊原さん、そっけない!

3本目。
逃走犯の榊原さん、刑事の加納さん。
え~と、加納さんに死亡フラグ?
と思いきや素直に罪を認める榊原さん。
いや、素直すぎるわ。
加納さん演じる刑事は終始苦笑い。




真夜中クラシックさん。

1本目。
レストランのオーナー、高橋さん。
そこの元バイト、タケイさん。
タケイさんの演じる青年はさんざん店に迷惑かけまくって辞めていったらしい。
でもそんなのどこ吹く風で店を懐かしむタケイさん。
その後、自分の成功談を語りだして、自分のパーティーにこの店を使いたい、と。
複雑そうな顔をしながらも受け入れる高橋さん。
この後のどんでん返し…
はいいとして、アレ、タケイさんがお金を払うシーンがないわ?
まさか、ねえ。

2本目。
女装したタケイさんがラジオの女性パーソナリティ。
高橋さんはゲストのミュージシャン役。
タケイさんの役名は「西表さくらこ」。
相変わらず苗字の好みがアレなのよね…
ファンなんです~と言いつつ、ゲストの話しすらロクに聞いてないパーソナリティにキレるゲスト。
ネタ中に出てくるバンドの名前にタケイさんのこだわりが込められてるような。


3本目。
10回クイズやったことある?という会話をするカップル。
今回の女装は高橋さん。
タケイさん演じる彼氏は「俺の地元の10回クイズはこういうのじゃない」と言い出す。
やってみましょう、という高橋さんの誘いにタケイさんが取り出したのは、ビデオカメラ。
これ、実はあるもののオマージュというかパロディ。
だけどなんのオマージュなのかわかっちゃった自分が恥ずかしくなるようなジャンル。
そう、カーテンの向こうの世界よ(意味深




バスターキートンさん。
メインの料理に舌鼓をうつ溝部さん。
そこにギャルソンの藤野さんがやってきて…
「シェフから伝言がございます」
え?
「そっちからくるものだっけ」
溝部さんが観客の気持ちを代弁して突っ込む。
そこはスルーするギャルソン藤野さん。
藤野さんは慇懃無礼またはポーカーフェイスをさせると輝くわね。




ネタ時間よりトークが長くなってきたこのライブ。
トーク部分ではバスターキートンさんの仲の良さが際立ってたね。
組んでまだ一年かあ。
ライブの出演本数もすごく多いし、このままの勢いで伸びてほしいわ。
組んでから長いニコさん、真夜中クラシックさんが新婚さんをうらやむ熟年夫婦状態だったのがツボ。
大丈夫、まだラブラブよ!
あれ?

制御するのは誰@R-1対策ライブ

どーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!
今年もこの季節がやってきた!
あ、この「どーーーーーーーーーん!!!!!」はキャノンすえながさんのネタね。
毎回ついやりたくなってしまう。
だって気持ちいいんだもの。



さて、ネタの感想へ。



くどうあやこさん。
41歳女子高生が同級生に告白する!
セーラー服でもちゃんと可愛いくどうあやこさん、でも言葉選びがいちいちアラフォー。
そのギャップが面白い。
ネタ内での年齢はリアル年齢に合わせて増えていく模様。
何その直樹三十五方式。



たーださん。
世にも微妙な物語。
王道なフリップネタで、パーツも細かくダレずに2分間楽しめた。
本家はポーカーフェイスだけど、たーださんはドヤ顔。



メカイノウエさん。
「プチ不幸」の歌。
確かに1つ1つはプチなんだけど…
ころだけそろうと結構へこみそうよ。
高音部の微妙に擦れた声が哀愁を増す。
衣装の缶バッチが見る度増えていくのはどうしたのかしら。
ファンからのプレゼント?



キャノンすえながさん。
どーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!
絵描き歌のフリップ。
絵描き歌を歌いながら描いてみるけど、全部大砲になっちゃった!
いや、これも衝撃よ。
衝撃なんだけど…
音痴ぶりもなかなかの衝撃。
普段の発声がしっかりしてるだけに、まさかあんなだとは…。




わたなべるんるんさん。
妄想系1人コントの中から、「手術は嫌なんです」と訴える少女のコントを。
このコント、年齢は明言されてないんだけど。
なんとなく中高生ぐらいな気がする。
「いやらしい」がゲシュタルト崩壊しそうなこのコント。
病気の少女という設定なおかげで少女の視野の狭さが説得力を増す。
わたなべるんるんさんの持ち味をよく引き出してくれるコント。



和田輝実さん。
着物で出てきて「知るわけないよね~」の歌。
自前の金ぴかマイクとともに。
腰がすわってどんどん大物っぽく進化してきた和田さん。
だからこそ合コンでの女の子の一言が刺さる。
和田さんはいつもわかりやすくてオバカで、こういうネタは社会に必要。



ネタ工房かわださん。
将棋に新しいコマを作ろう、というフリップ。
ネーミングは潔く厨二病。
まぁね、わかるけどね。
そしてどのコマも「ゲームバランス」なんてこと一切考えない最強のコマばかり。
ていうかソレ一個でゲームの勝敗決まっちゃうよ?ってぐらい。
誰かズルしてでも勝ちたい相手がいるのかしら(笑)




畑秀之さん。
おそらく今日は音響トラブルに見舞われた畑さん。
電話持ってスタンバイして、カスタマーセンターのネタを始めて。
音がなったらラップバトルの台詞が流れる。
でも顔色一つ変えずにやりきった!
カスタマーセンターの人もラップバトルの人もサラリーマンだから、なんとかつながって良かった。
一切動揺を見せないプロっぷりに感服。




銀座ポップさん。
日常の現状、銀座ポップ参上。
というわけでいつもの日常シリーズ。
チョココロネのネタはものすごく共感してしまう。
小さいイライラ、些細な疑問。
それってあるあるネタの種なんだね。



カズミファイブさん。
R-1には出ないよ!と出るなり宣言。
いや、ライブタイトル…
まぁ自由なカズミさん。
ネタジャンルとしては漫談にあたるのだろうけど。
ジャンルなんて吹っ飛ばせ!なパワー。




企画タイム。
R-1対策ライブなので、R-1準決勝進出者にいろいろ聞こう、のコーナー。
質問が自由すぎてドタバタに終わる。
MCの苦労がしのばれるライブとなりました。

ちなみにMCはモロヘイヤ太郎さん(モロヘイヤ三上さんの組んだコンビ)。
ネタはがんばる太郎さんのピンネタにモロヘイヤ三上さんがツッコミを入れていく感じ。
そのネタのメイン部分より、「ネタ書いてきたよ!」と大型犬の目で三上さんを見つめる太郎さんがツボ。
犬っぽい人、好きかもしれないわ。

さぁこれから数か月はR-1の季節よ。
フリップネタも豊作な季節だし、楽しみだわ。

鞭とともにカウントダウン@麻布十番寄席

魔族さんの活動休止までのカウントダウン中。
なので私も「魔族おさめ」してきた。
(この用語はサド山さんがツイートしてる公式用語。



まずはその魔族さん。
ネタは見たことあるネタが多くて、それでちょっとしんみりしかけるけど…
ムチで打たれるマゾ田さん見てると感傷も吹っ飛ぶ。
スイーツランキングプレイはダジャレ的面白さ。
ハロプロプレイは理不尽な面白さ。
ダイエットジム〇〇プレイは正統派?パロディ。
ネタの多彩さを改めて思い知らされる。



大村小町さん。
秋田県はディズニーランド。
え?!
という漫談。
電車が少ない。
熊が出る。
そんな秋田県を全部でディズニーランドと重ねていく。
なんかR-1でやったらエライ人に怒られそうだけど…
でも面白いから良し!



トリプルパンチさん。
登場シーンでいきなりの殺陣!
着物に袴のコンビで、ネタジャンルは一応漫才。
犬を飼いたいから躾の練習をしよう、とコントに入るのだけど。
実際練習してるのは、躾ではなく芸の調教。
芸は身を助ける!
本物の犬があの芸できたらテレビに出られるわ。
大混乱のコントパートの後、「じゃあ逆の役で演じよう!」
この逆襲パターン、いいね。



おしんこきゅうさん。
少女漫画大好き!で始まる漫才。
湯浅さんのデレデレした笑顔はそれだけで面白い。
藤原さんが呆れつつおびえつつ、最後までコントに付き合ってあげている。
それでもお姫様抱っこは拒否!
愛があってもさすがに藤原さんに湯浅さんは持ち上げられない。
手のつなぎ方、壁ドンからの細かいアレンジ、湯浅さんのこだわりが乙女。
大柄男子の中身が乙女。
正統派ギャップ萌え最高。




特徴的だったのは、落語が2人いた事。
1人目は現代風にアレンジした寿限無。
もう一人はキックボクシング落語。
後者はエンディングでは本当にガラの悪いお兄ちゃんにあって現れてびっくり。

現代版寿限無は「出生届」「学校での出席とり」なんかの現代的な要素を入れつつ、話は元のまま。
世界観が「忍たま乱太郎」ぐらいの現代っぽさ。
昔の話で納得しそうだけどアイテムがおかしいぞ?でも現代でもないなあ、と。
寿限無くんの聡明さが現代版にしたことで際立つ。
それがまた何も考えてないオヤジとの対比で良し。

キックボクシング落語はいろいろ衝撃的な展開…
そして不勉強で申し訳ないのだけど、私はコレの元ネタはわからず。
完全創作落語?
起承転結がすごくハッキリしていて、落語初心者にはすごくいいと思った。




エンディングはワイワイガヤガヤ大騒ぎ。
魔族さんのカウントダウン。
告知。
トリプルパンチさんの断髪式。
断髪式?!
ええ、美容院に行くお金がなく伸ばし続けてきた髪を、相方さんがバッサリ。
とはいえ超ロン毛がオカッパになっただけ。
正式なイメチェンはちゃんと美容院に行ってするらしい。




ライブ会場は商店街の中のスペース。
お客さんは町の人。
観客と芸人さんの距離も近くて、居心地よかったな~。
最後に魔族さんの写真をゲット。
mazoku.jpg
何十発も鞭うたれた後とは思えないマゾ田さん、笑顔なのに手に持ってる鞭がおだやかじゃないサド山さん。
ああもう、確かに彼らは人間ではない、魔の一文字がふさわしいわ。

心の成長痛@「恋は雨上がりのように」

これは、1人の女性の闘いの話である。
その女性、Kは就職先をやめ、お笑いの舞台に立つようになった。
どうにも下手だが、お笑いに出会ってからのKは会うたびに別人になっていく。
Kがテレビに出てくることなどないとわかりつつも、私はKを取材し続けてきた。
その一環でKの出たR-1も見に行っている。

KはR-1で散々な出来だった。
それは予想どおりの結果ではあったけれど、なんとなく気まずくて、私はR-1の日以来Kと疎遠になっていた。
季節は巡り、またR-1の開催が発表された頃、久しぶりにKから連絡がきた。
たった一言、「呑みましょう!」。
漢字のチョイスからして穏やかではない。
しかもKは私を家に招くという。
これまで自分の過去すらなかなか話さなかったKと同一人物とは思えない、ハイテンションなメールに私は面食らった。
もう酔っぱらっているのだろうか?
とりあえずパソコンのメールでは連絡しづらい、とSNSのアカウントを交換し、Kの最寄り駅だという駅に向かう。
手土産はKリクエストのワインと、パックされた生ハムとチーズのセット。
Kの指定した銘柄はコンビニにはなく、ターミナル駅のちょっと高級なスーパーによる羽目になった。
意外にもKは酒に詳しく、Kのお気に入りの「産地が違うからボジョレーではないけど、一番コスパのいいヌーヴォー」もなかなかのお値段である。

Kの住む部屋は一般的な間取りのアパートとしか言いようがないもので、私は少し落胆した。
「専門職をやめて、ド下手な芸人に転身したアラサー女性」の部屋なのだ、もっと衝撃的な貧乏長屋であってほしかった。
そんな私の不満など気付かないKは座卓に総菜を並べていく。
メインはトマトソースのかかったチキンソテーのようだ。
他にはカボチャのサラダにベーコンとキノコのパスタ、スティック野菜のピクルス。
随分と手が込んでいる。
もし私が来なかったらどうするつもりなのだろう?

「さぁ、食べましょう」

今日のKは威圧感がある。
酔わせないと話は引き出せないだろう。
しかし私は酒が強くない。
私が先につぶれないといいのだが。

そんな心配は全く必要なく、Kはほとんど1人でボトルを空にしようとしている。
砕いたアーモンドが入ったカボチャのサラダも、野菜のみじん切りのたっぷり入ったトマトソースのかかったチキンソテーもなかなかの腕前だ。
私はとりあえず食事に専念することにした。
みじん切りは面倒なので、私はあまり自炊でトマトソースなんて作ったことがない。
Kは料理好きなのだろうか。

「みじん切りってストレス発散になりますよね」

やっと酔って饒舌になってきたKが話し出す。
第一声からして不穏な空気である。
先ほどまで美味しかった料理も、Kの怨念のこもった「みじん切り」入りとなっては食欲もわかない。
私は黙って聞き手に回ることにする。
ただ、ここまで酔わないと話してくれなかった話を、Kは原稿に使うことを許してくれるのだろうか、と不安に思いながら。
さすがのKもワイン1本は飲み過ぎなのだろう。
話はあちこちに飛んで理解しづらい部分も多い。
だからこれは私がかなり整理をしたものである。




私はずっと1人でいようとしてきた。
そうしないといけないと思ってきたから。

―それはなんで?

私は人に好かれない。
私は人の気持ちがわからない。
私の感じ方は人と違うから、私の思う「人のため」は相手のためにならない。

―そんな決めつけなくてもいいのに。

決めたのは私じゃない。
医者が、カウンセラーが、教師が、両親が。
子供の私にとって「偉い人」が私はそうだっていうんだから。
まだ義務教育の子供にとって、周囲全員の大人の合意は絶対だった。
反抗することはできても、覆すことはできなかった。
だから私は1人を選んだ。
少しでも周りに与える不快感を減らすために。
生きていても許されるように。

―もっと相手を信じることはできなかったの?

私が信じてないのは自分だけ。
相手の事は信じてる。
周りの人はいい人だから、優しい人だから、私の事嫌いなのに酷い態度をとらないでくれている。
だけど普通の人なら気付く程度の嫌がってる空気だけ出してるはず。
私はそれに気付けない。
だから私は嫌われたってわかる前に離れないと。
分かってからじゃもう遅い、その時点でたくさん嫌な思いをさせている。

―でも私にはたくさん話してくれたじゃない。

ライターさんは好きか嫌いかの世界の人じゃなくて、役に立つか立たないかの世界の人だから。
私が役に立たなくなったら離れてくれる人だから。
だからそれまでは大丈夫。

―1人でいるのが好きなの?嫌だった?

好きとか嫌いとか考えたことなかった。
そうするしかなかったから。

―でもKは引きこもりやニートじゃないよね。働いてたら嫌でも人とかかわるじゃない。

だから全部「閉じてた」。
トリビア的な事とか、相手の話に相槌とか、決まった形のある会話はするけど、自分の事は話せない。
信用とかそういうことじゃなくて、話し方がわからなかった。
「閉じてた」間もずっと社会には出てたから、いろんな言葉や気持ちをぶつけられてる。
だけど「閉じてる」時って人の善意は伝わってこない、悪意は閉じても入り込んでくるのに。
なんだっけ、こういうの。
昔理科でやりませんでした?

―理科?

あ、そうだ。
半透膜と浸透圧。
私はカラッポで外は濃い「感情」が渦巻いてて、だから閉じても膜を張っても外から気持ちが流れ込んでくる。
だけど膜の穴は小さいから、大きな気持ち(善意)は入れなくて、小さな気持ち(悪意)だけ入り込んでくる。


ここでKは一旦口をつぐんだ。
もうこの時点で話しにまとまりがない。
ただわかるのは、Kが「自分は人と違う」という宣告を受けた結果歪んでしまったという事。
そしてその歪みを周囲の悪意が増幅してきたのだろうという事。
Kが宣告されたものは医学的な、もしくは正式な、病名だ。
それは前にKが教えてくれたが、Kは病名を公表しないで舞台に立つと決めている。
だから私もKの意思を尊重し、それが何であるかは言わない。
しかし、その病名の少年の犯罪が相次いだ時期がKの青年期と重なっていることを補足しておく。
その時期、インターネットでのその病名のバッシングは酷かった。
「隔離しろ」が穏健派というレベルである。
過激派がどんなものかは口に出すのもはばかられる。
Kはその時期インターネットにどっぷり浸っていたらしい。
当然、バッシングも目にしている。
自分の同朋が死を絶滅を望まれている有様を。
おそらくそれがKの「生きていて許されるか」という発言に繋がっているのだろう。

しばらくの沈黙の後、Kは再び口を開いた。




だけど、私がずっと「閉じて」生きてきたのを変えたのはお笑いだった。
芸人さんは貪欲で強引でわかりやすくてパワフルだった。
私は「モテたい」という気持ちがわからなかった。
口説かれるのをかわすって世の中で一番面倒な事だと思っていたから。

―今はどうなの?

メイクや髪型を頑張った日、バイト先の運送屋のおじちゃんに褒められるとテンションがあがるようになったのに最近気づいて。
ちょっと「モテたい」に近づいたかな。
だけど、それは「普通に近づいた」って良い事だけじゃなくて。

―悪いこともあったの?

彼氏と別れた。

―え?

あ、話してなかったかも。
私、結構長い事付き合ってた彼氏がいて。
付き合い始めたころはお互い似た者同士っていうか、恋愛のスキルが同じぐらいっていうか。
だけど私が変わっちゃったんだと思う。
元彼が「気遣いをしない」事が「裏表がない」だと思ってた。
元彼はそばにいてくれてる限り私を好きなんだと思うようにしてて、言葉を見てなかった。
今となってはあの人の事見てなかったのと同じだって思うけど、でもあの頃は本当にあの人の事好きだった。
どんなに無神経って言われるような言葉でも、「元彼の言葉は全部『I love you』って理解する」って決めてたから平気だった。
そういう関係を「長年一緒にいる夫婦みたいでいいな」って思ってたし。
でも、お笑いの世界にどっぷりいるうちに、今まで見たことないような生々しい人の気持ちに触れてるうちに、それは違うと思うようになってきた。
私の知らない複雑な感情がたくさん流れ込んできて、それは私を変えてしまった。
私だけ変わったから、一緒にいられなくなった。

―喧嘩したの?

最初は話し合おうとした。
「何を言っても『I love you』」って結局何も話してないのと一緒だと気づいたから。
でも上手くいかなかった。
私は自分は変わっても、まだ人を変えられるほどの力はなかった。
半年ぐらいかけてじわじわダメになった。

―彼氏と別れるぐらいなら、変わりたくなかった?

そうは思わない。
私は変わらなきゃいけなかったとは思うし、変わったからこそ一緒にいられる人たちもいるから。
今だって舞台に立つのを休んでいるけど、支えてくれる人がいる。
彼氏とかそういうわかりやすい繋がりじゃないのに、支えてくれる。
こういう人ができたのは私が「閉じる」のをやめたから。
あのまま「閉じて」たらきっと今はなかった。

―新しい彼氏は欲しい?

今はダメだと思う。
気持ちだけいろんな種類が増えて、それがまだ説明できないものの方が多くて。
今誰かと付き合ったら、自分に説明できない気持ちをどうやって話したらいいかわからない。
だからきっとちゃんと話せなくて相手を傷つけてしまうから。





Kの話が文章に書き起こせる状態だったのはここまでである。
ここから先は本当に酔っ払いの繰り言としか言いようがない状態だった。
そして終電を逃した私はKの横で眠るはめになる。

後日、この日の事を記事にしたいと頼んだところ、なんとKはOKだという。
「この『K』が私だってことは元彼ぐらいにしかわからないでしょうから」と。
しかしこの支離滅裂なドキュメンタリーだけで買ってくれる出版社などあるわけもなく。
私は途方に暮れて、一か月ほど記事を放置していた。


その間、いろいろKと結び付けられそうなトピックスはなかったわけではない。
有名なミュージカルや大ヒット映画も見る機会があった。

しかし私の目を引いたのは「恋は雨上がりのように」という漫画であった。
これは仕事で読んだものではない。
前髪が伸びすぎてやむを得ず飛び込んだ美容院に、この漫画は置かれていた。

ヒロインはケガで陸上競技から遠ざかり、バイトにいそしむ高校生。
バイト先の店長に恋をしているが、店長はずいぶんと年上、有体に言えば「オッサン」である。
しかしこの漫画は、オッサンが若い女の子に愛されるというよくある男のためのファンタジーではなかった。
メインとなるヒロイン「あきら」の物語は痛みを伴うストーリーだし、店長はヒロインの気持ちに応えることなく6巻まで話は進む。

あらすじを追っていこう。
ヒロインはケガの治療はひと段落しても気持ちは全く癒えていない日、土砂降りの雨の中で店長の優しさに触れる。
それは瞬時に恋に変わり、ヒロインはその店でアルバイトを始める。
本気でやってきた陸上競技をできなくなった直後であるとは思えないほど、生き生きとバイトに勤しむあきら。
季節のイベントが起きたり、サブキャラの恋が進行しつつ、ゆっくりと物語は進んでいく。

転機は6巻で訪れる。
あきらの前に、彼女に憧れて同じ高校を目指した少女が現れる。
少女もまた、あきらと同じケガを経験し、それでも陸上競技に戻ってきたという。
このシーン以降、あきらが目に見えて不安定になっていく。
突然バイトのシフトを増やそうとして、店長に心配される6巻最終話。
ここでの店長への態度はもはや八つ当たりである。

しかし、この変化は決して悪い事ではない。
バイト先の店長への態度としては大問題だが、あきらの成長にとっては避けて通れないポイントだ。
あきらは一旦陸上競技から逃げて、目をそらして、その間は一見安定していた。
陸上を本当にこのまま辞めてしまうのか、自分と向き合って、いや向き合わされて、前に進み始めた事で歪みが生まれ不安定になっていく。
店長はその不安定さの原因を見抜いていて、あきらを責めずに口をつぐむ。
一回り、いや二回り上でバツイチの店長は、彼氏となってあきらを支えることはできないと自分を律している。
そしてこの話より前の段階から、店長はあきらの恋心を燃え上がらせているものが何かを察している。
陸上競技から「逃げたい」という不安と逃げていることによる罪悪感だと見抜いている。
それを象徴するのが忘れ物をした客を追いかけた時の話をしているシーンだ。
店長は何の気なしに「もう追いかけなくていいよ」と言い、あきらの表情は微妙に変化する。
それを見て店長をまた顔を曇らせる。
大人である店長は、逃げたくなる気持ちも、逃げているからこそ何かにのめり込む気持ちも、分かっている。
分かっているから口をつぐむしかできなかったのだろうし、むしろその方があきらは自分で答えを導き出すだろう。

このあきらの感情の流れは、この前のKとよく似ている。
前に進むことが即座にいい反応を産むわけではない。
向き合って必死に足掻いているからこそ、不安定になるものだ。
そんな事に思い至って、急に背が伸びだした思春期の頃、膝に成長痛が起きたことを思い出す。

成長は痛いものだ。
成長期は不安定なものだ。

大人になるにつれ、忘れていくあの頃の記憶、感覚。
不安定で、理屈に合わなくて、いらだちと悲しみを繰り返す。
怒涛の変化を乗り越えて大人になる時間。
Kは今それを体験している。
「閉じて」過ごした期間の遅れを取り戻そうと必死で向き合っている。
今周りでKを支えている者たちは決して大人ばかりではないとKは言っていた。
10才近くも年下の人間にまでなりふり構わず頼っていくK。
間違いなく、Kは変わった。
その変化に今追いつけないでいることが納得できるほどに。

Kはかつて「心の中の澱をお笑いで洗い流している」と言っていた。
しかしそれは真実を一部しかとらえていなかったと私は思う。
心の中を洗い流したお笑いという「水」はKの中に沁み込み、Kの中の硬く凝り固まった部分をほぐしていった。
新たな「水」が常に流れ込んでくることで、心の中に流れができたこともまたKの根幹を変えていくだろう。



師走も終わりに近づき、街がクリスマスイルミネーションから正月飾りに変わる頃。
KからSNSのメッセージが来た。
再びライブに出るという知らせだ。
Kは闘い続けている。
足元がぐらつこうとも、前に進まなければならないと自らに言い聞かせて。
転んだときに支えてくれる誰かの存在を信じて。
私もKの「支え」の1人にならねばなるまい。
あのおっかないトマトソースを二度と味合わないで済むように。

優しい戦い@ハリウッド寄席特別編

ハリウッドザコシショウさん主催のお笑いライブ。
今回は大きな会場で、SMA正規軍とのバトルだ!
と言っても賞レースの結果的にはハ軍(ハリウッド寄席常連チーム)も遜色ないのだけど。


だーりんずさん。
彼らのネタはいつも優しい。
性的マイノリティ、童貞、自殺志願者、肉体労働者。
お笑いでも、そのほかの世界でも、馬鹿にされ笑われる存在を題材にしながら、ネタは常に善意と優しさに満ちている。
決してモチーフを美化しているわけではないのに。
秘密組織のエージェントを演じる小田さん、りんすさん。
りんすさんの世を忍ぶ仮の姿は土木作業員。
もうつらいよ、と小田さんに訴えるも、却下される。
なんでりんすさんは土木作業員なのか、説明はされるも…
どんなぶっ飛んだ理論も、本気で「お前ならできる!」と言われるとむげにはできないものね。




や団さん。
喧嘩指南のコント。
舞台を丸ごと使って大暴れ。
そうね、びーちぶじゃここまで大きな動きはできないものね。
大きなステージを使える=一番後ろの観客との距離は離れる。
だから、後ろの席の客まで楽しませようと思ったら、大きな動きは必須。
箱に合わせてこのネタを持ってくるのは流石だと思う。




錦鯉さん。
水族館デートがしたい、という漫才。
「美味しそう!」
「それ一番言っちゃいけないヤツだよ」
2016年にこのベタなやりとりをして、ちゃんと観客が笑ってくれるコンビが世の中に何組いるのか。
これが錦鯉さんの魅力よね。
ふれあいコーナーのウニを食べようとしたり、まだまだ続く水族館のおいしい楽しみ方。
デートって恋愛と関係のあるイベントのはずなのに、イチャイチャしたがるシーンがない!
最初から最後まで食い意地の張ったオバカを突き通す様は圧巻。



アキラ100%さん。
「絶対見せないショー」というネタ。
うん、いつも通りのお盆一枚ネタよ。
「サブリミナル効果」っていうのが斬新。
最後に使った小道具のジュースを観客にプレゼントしようとして…
拒否られる。
まぁねぇ、お盆の下に隠したジュースはねえ…
もらったら変態さんだと思われちゃうわ!




ウメさん。
結婚式に新郎が来ない!と焦る新婦の1人コント。
新郎が来ないので先に余興を始めることにしたらしい。
でもね、結婚式の二次会に新郎新婦がやる予定の余興だから。
あからさまにラブラブ前提。
うわ~…
だんだんヤケクソになっていく姿が面白い。
白いミニドレスのウメさん、眼福だし。




チャーミングさん。
漫画(的な事をする)喫茶。
喧嘩の時のクリーム色の雲とか。
バナナの皮を踏んで滑るとか。
小道具が手作りなのにかなり本気の仕上がり。
さすがは漫画家と二足の草鞋。
漫画のよくある表現がリアルになったら、というもしもが面白い。




マツモトクラブさん。
台風の日、駅のホームで同僚と出会った。
いつもとテンションが違い、どこかおかしい同僚。
大声で話しかけられた!
確かに台風の日ってテンション上がるけどね。
でも公衆の面前でそれは…ねえ?
最初は躊躇していたマツモトさん。
だけどだんだんテンションが上がって…
あ~あ、やっちゃった。
他に同僚がいないといいね。



トリはハリウッドザコシショウさん。
モノマネシリーズ。
当然最新流行は取り入れる。
ラインナップは「いつもの」に加えてPPAP!
声質が全く違う事を一切考慮しないで勢いで笑いだけ掻っ攫っていく、シショウ節を発揮。
モノマネって似てるから面白いんじゃなく、面白いから面白いんだと、ねじふせていく数分間。
フリップの文字が今どき手書きなのも芸風にあってるわ。
そして、ザコシショウさん。
ネタ以外の時間も結構袖にいるのね…
対戦相手のネタの時も、自軍のネタの時も、あの黒いショーツがちらちら見える。

思えばR-1優勝の時、芸人さんがみんな「よかった」と喜んでいた。
「うらやましい」とか「自分もやらねば」ってコメントが少なくて、みんなただただ喜んでいた。
それは、ザコシショウさんがこういう人だからなんだね。
この温かい空間にいることができて、本当によかった。





さて、この後企画タイム的にショートネタのコーナー。
ここはカオスなんで解説はしないでおこう。
錦鯉さん、MC本当に本当にお疲れ様。
だけどね、「説明する術を持たないのです」ってセリフは初めて聞いたわ。
うん、そうだけど!


最後にバトルの結果発表。
惜しくも完封は逃したけど、ハ軍勝利!
おめでとう!

善意で斬る@コントおじさん最終回

最終回という事で出演者を増やしまくった!
という事でMC、中MC、超駆け足。
なのでさっさとネタの感想へ。

だーりんずさん。
キングオブコントの「あのネタ」を。
父親が息子に「お前は本当の息子ではない」と告白すると、息子は血縁問題そっちのけで父親のチェリー問題に執着する、というコント。
チェリーの連呼は確かに笑いどころだ。
だけど、このネタがだーりんずさんにしかできないネタだと言えるのは、「父さんは父さんしかいないよ、そんなことより(以下チェリー問題)」「あ、そこは受け入れてんねや」という会話。
息子はチェリー問題に執着するけど、ちゃんと父を愛してる。
血縁問題で揺らがないほどに。
父もそれを分かって、だからチェリー連呼にも怒らない。
嗤われる存在になりがちなチェリー君へのこのまなざしの温かさ。
彼らのネタは笑った後幸せになれるから好きよ。



脳みそ夫さん。
「戦国時代だってアラサーいるっつ~の!」
足軽がOLという設定の1人コント。
足軽の会話(ここが既に妄想なのに)を妄想上の存在であるOLに当てはめて…
そのちぐはぐさがいい。
女の足軽なんていないのに。
戦場はもっと殺伐としてるのに。
そんなの力技でねじ伏せていく。
ダジャレのような笑いも多いけど、土台にはちゃんと歴史があるから。
馬鹿じゃないのにオバカなコント。
こういうのいいよね。




ばんどーらさん。
注文のおかしな料理店。
カルボナーラを頼んだのに、なぜかグラタンが出てきた安原さん。
店員に文句を言おうとすると、隣の客(森さん)に話しかけられた。
「この店のルールを知らないんですか?」
この店では、次に来た客の好みを予測し、次の人の食べるものをオーダーする。
自分は前の客のオーダーしたものを食べる。
何かの隠喩なのか何も考えてないのか、たぶん何も考えてなさそうね。
いじれば政治風刺ネタになりそうだけど、そうじゃないからきっと面白い。




ローズヒップファニーファニーさん。
「ごめんください」と訪問したら「ごめん」をもらったよ!
文字に書くと成立するけど、よく考えて。
「ごめん」ってモノはこの世にないわ。
出てくるのは謎のオリジナルマシン。
どうやら訪問先の男はマッドサイエンティスト。
次々出てくるオリジナルマシンで息つく暇もない。
終演後ふと「彼ら、ライブの行き帰りは大変だろうな」なんて思ったりして。



サメゾンビさん。
問い詰められたら多重人格のフリを始めたぞ!というコント。
人格入れ替わりのすがすがしいまでの都合のよさ。
本来の病気とは別物過ぎるが故に不快感はおきない。
でもね、多重人格だけど、どっちの人格もクズよね…
分裂した意味ないじゃない!
というわけで分裂しても窮地は逃れられず。
まぁそう簡単に悪いことはできないもんよね。



ロビンフットさん。
彼女の「しおりん」とは遠距離恋愛中。
そろそろ一緒に住みたいな~。
でも話をよくよく聞けば、別に遠距離せざるを得ない原因が見当たらない。
それをいろいろ突っ込んでもなぜか話がつながらない。
会話のかみ合わない王道コント。
とりあえず「しおりん(40)」ってフレーズだけでも面白い。




チャーミングさん。
自称「けなされて伸びる」タイプの漫画家とその担当。
締め切り間際に筆の止まる漫画家。
漫画家を叱咤激励する担当。
だけどその台詞がおかしい。
何この罵詈雑言。
だけどそれが作家の望みだから必死で頑張る担当。
うわ~…お疲れ様。
漫画家の表情がくるくる変わり、それがまた漫画チックで良し。



マッハスピード豪速球さん。
ガン太演じるおじいちゃんに「犬を飼いたい」とねだる孫、坂巻さん。
おじいちゃんは孫をあきらめさせようと「犬は死んじゃうからダメ」という。
すると孫は「じゃあおじいちゃんも死んじゃうから仲良くしない」と。
うろたえるおじいちゃん。
どんどん押してくる孫。
おじいちゃんと孫の攻防は結局孫の圧勝。
したたかだなあ。
あの子は将来大物になるわ。



ネタの感想はここまで。
掲載をここまで絞るの、本当に苦労したわ…
結局、急ぎに急いだ中MCは各回1分!
トークはほとんどしていないのね。
だから中NCの感想は書きようがなく…
最後に主催者に花束贈呈して終了。
ひたすらネタ見続けるのも悪くないわね。

なぜ繰り返すのか@エリザベートガラコンサート

舞台で何度も見て、その度に違う見え方をするエリザベート。
だから何度見ても飽きないし、見る度に自分の変化を思い知る。


今回見て思ったのは、「やたらダメ親が目に付くなぁ」という事。
シシィ憧れのマックスからして、カッコいいけどダンディだけど親としてはダメダメ。
家の事から逃げまくって外国で狩りをしているんだから。

フランツの母、ゾフィー。
言ってることは正しくとも、フランツの個性に合わせるという発想がないからフランツはここ一番で反抗心を爆発させ、ヘレネを拒否してシシィを選ぶ。


そしてシシィもフランツもまた、ダメ親だ。
シシィはルドルフを保身のために突き放す。
フランツはシシィを失わないためにルドルフの帝王教育を途中でやめさせてしまう。

結果、ルドルフは皇帝の器を持てず革命軍に味方して、フランツに皇位継承は無理だと言われシシィにとりなすことは無理だと言われ、自殺。
ダメ親から生まれたダメ親が子供を自殺させてしまった。


そして。
シシィはマックスに「一緒に連れて行ってよ、外国に旅するのね」と歌う。
ルドルフはシシィに「どうして旅に出るの、僕も連れて行って」と歌う。

この作品では同じメロディに違う歌詞を当てて、その対比に意味を持たせるというやり方がある。
(ラブラブな「嵐も怖くない」→すれ違いの「夜のボート」
それを考えると、この「連れて行って」の繰り返しにもきっと意味がある。
孤独ってこの作品においてかなり重要なキーワードだから。


ヴィンディッシュ嬢のシーン。
シシィは「私の孤独に耐えられるのなら変わってもいいのよ」と歌う。
女官を引き連れ、息子と夫に帰ってきてほしいと切望されてもシシィは孤独だという。
それはシシィにとって「本当の自分を分かってくれる人」がいない、ということなのだろうけど。

自分は皇后エリザベートだと思い込んでいるヴィンディッシュ嬢は、本物のシシィを見てひるむ。
パニックを起こし暴れる。
そこに立ち向かっていくシシィ。
シシィに抱きしめられ「あなたの方が自由」と言われ、ヴィンディッシュは落ち着きを取り戻す。
けれど、ヴィンディッシュは治った訳ではない。
また元の妄想の世界に帰っていっただけ。
でもそれこそがヴィンディッシュを安定させる唯一の方法。
現実に向き合い、戦いを挑んでいくことに耐えられない人間もいるから。

シシィの「逃げ」を感じてからヴィンディッシュのシーンを見直すと、シシィはヴィンディッシュに現実を見せようとしたのではないと思えてきた。
シシィはきっと、病院の中だけでは現実から逃げることが許されているヴィンディッシュに無理に現実を見せるより、このまま檻の中の自由を享受させようとした。
シシィは檻の中の自由すら得られなかったから。




今回は大阪公演に遠征したので、ダブルヘッダ。
ずんこさんバージョンと水さんバージョン。
どっちのトートも全く違うトートで、それは想定内だったのだけど。
樹里ちゃんのルキーニよ…
「ここに国境があんねん」と足元指さして、マグカップ売りのシーンで堂々の大阪弁。
他のシーンではちゃんとルキーニだからこそ許されるお遊びとはいえ、強烈。
(まぁルキーニの祖国イタリアでもジェノバあたりは結構訛ってるらしいし…いいのか?

水さんのトートの人間じゃない感じ、ずんこさんのトートの人間臭さ、対極にある2人のトートを連続で観られて楽しかった。
となみシシィの圧巻の美貌、みどりシシィの強いまなざし。
個性が違って全く別の役作りでも成立するエリザベートという作品の懐の深さがやっぱり好きだわ。

逆に物足りないのはマダムヴォルフのシーン。
美穂姐さんの歌はいいんだけど…
ダンスがないと物足りないなあ。


最後の挨拶。
ずんこさんは舞台が終われば超絶マイペースの人。
わたるさんと樹里ちゃんが左右から固唾をのんで見守る姿に笑う。
流石元宙組!
現役時代の空気をまた感じられるとうれしいね。

雨夜の品定め@笑の源

中野でやってるこのライブ、シリーズはほかにもあるんだけど…違いはイマイチわかってないのよね。
ただ特徴としてはMCにアイドルやモデルなんかの可愛い女子が出る事かな。


ホタテーズさん。
「デブは恋愛しちゃいけねえんだよ!」
大荒れのぶーちゃんさん。
川口さんの「落ち着いてよ」は誰が聞いても絶対効果がないとわかるトーン。
「ヘラヘラ」って擬音が本当に似合うの、漫画だったら絶対ついてる。
「女の子が嫌いな男のランキング」とかコツコツ調べてるぶーちゃんさんを想像するとそれだけで笑えてくるけど。
このネタは川口さんの彼女について切り込むときと切り込まないときがあって、私はシンプルにぶーちゃんさんが暴れてるバージョンが好き。




ハニーベージュさん。
コントで、「あの女の子こっちみてるんじゃ?」と妄想する二人。
漫才では「きしょいのう」を連呼するけど、今日は「かっこつけんなや~」を連呼。
このネタ、まさに「雨夜の品定め」(源氏物語)の21世紀版。
仲良しの男同士で女の子について語り合う、その時にしか見せない男のおバカさ。
変なキメポーズしてみたり、上着脱いでみたり。
「それカッコよくないよ!」と女目線だとツッコミしかないようなアピールの連続。
これがもうねぇ…
嫌いな人なんていないでしょ!




畑秀之さん。
フリースタイルラップバトルの畑さん先攻バージョン。
畑さん後攻バージョンもあるけれど、私は先攻バージョンの方が好き。
ネタの構造がわかりやすいバージョンなので見やすいの。
しかも中野芸能小劇場は音響がイイから、ネタの良さをフルに引き出せてたね。
相手のDJの困惑した感じ。
畑さんの堅苦しくそれでいて一切悪意も狂気もない感じ。
この組み合わせは畑さんしかいないから。
それこそが個性っていうのよね。



ジョンさん。
久々に料理男子。
このネタが一番あだ名パート長いのよね。
一見さん仕様のネタと考えてるのかな、彼らは。
ただ、このネタもだんだん変わってきてるのよ。
梶原さん昔は髪が短かったから。
ロン毛になってからだものね、「ベトナムの金八先生」が使えるようになったの。
…さらにロン毛になったらどうするのかしら。


上記4組、朽葉ブログ超常連。
うん、どこかのライブみたいなメンバーだw






他は今回はピン芸人さん多めだったかな。

和田輝実さん。
「知るわけないよね~」の歌。
この寒いのに単衣でネタやる気合の和田さん。
しかし細いなぁ…腰が細い!
声がお腹から出す見事な演歌ボイスなだけに、腰の細さがもったいない!
ちょっとそこらのぬいぐるみ系男子、和田さんに肉を分けてあげてw
あのほそっこい体からあの声、ってギャップもそれはそれでよいのだけどね。



他にも
・体中に着けた懐中電灯で星座を!
・舞台あちこちに置かれた小道具を次々使ってオムニバスショートコント
などなど。
お笑いライブよりサーカスって感じ。
そういえばこのカオスな感じがR-1らしさなのよ。
アマチュアだって出られる賞レースの1回戦だからこそのカオスさ。
だから毎年番狂わせも起きる。
奇跡も起きる。
ドラマがあるから、賞レースは見たくなるの。
今年も必ず見に行くわ。




今回は芸人さんも女子豊作。


ハルカラさん。
女子会をする先輩と後輩のコント。
鍋をしよう!と先輩に呼ばれてやってきた後輩。
そこで見るのは先輩のリアルな恋愛模様。
「料理には人柄が出るから」という台詞がだんだん意味合いを変えていく。
こういう「だんだん変わる」ネタって後半に向けての加速が強いから好きよ。
先輩と後輩の距離感も絶妙でいいの。
上下関係キツ過ぎず、仲良し過ぎず。
すごくリアル。




マカリナさん。
クリスマスデートを妄想する漫才。
彼女たちは双子。
同じ顔、同じ声。
時々「今しゃべってるのどっち?」となるぐらいのソックリさん。
それを存分に利用した漫才。
妄想ネタだから自分に自分でつっこんでる感じがよい方に働くのね。
最後喧嘩になりそうになるけど、早口になるとますます「しゃべってるのはどっち?」と。
テンポの良さがよかったわ。




MCは女の子のタレントやモデルを交えて、和気あいあいと進んで終了。
告知タイムは短めかな?
同じシリーズで「笑の泉」っていうのもあるらしい。
そのうち機会があればそっちも行ってみたいわね。

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プロフィール

朽葉

Author:朽葉
このページの管理者、朽葉。
とにかく生のステージが好き。
お笑いメインに、芝居、宝塚と西へ東へ。

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