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2010-06

月組スカピン

宇月颯くんに恋に落ちた。
久しぶりの月組、というかこの前生で見た月組公演は「パリ空」だ。
何年前だ、っていうかまだ当時はゆうひさんが月組だ。
その後とうこちゃん追っかけモードのため足が遠のき、とうこちゃん退団後は本業の修羅場であさこちゃんのサヨナラすら見れず、きりやんお披露目で本当久しぶりに月組見た。
トップコンビはともかく、えりさんがいないとか脇をしめる上級生がいないのがいろいろ寂しいなあ、と思いつつ。
スカピンだから、きっととうこちゃんやしいちゃんの幻を見るんだろうな、と思いつつ。
……全然そんなことなかった。

まず宇月颯くん語り。
元スカイフェアリーズでファニーフェイスな男役。
かわいいけどその顔は男役としてはハンディじゃないか?と少し心配していたんだけど。
あまりの笑顔のステキさにやられた。
今回不思議なくらいの良席に初見の日が当たり、そこで見た時の話。
コメディフランセーズの伯爵奪還のシーンで、スカピン団の数人が公安委員に化ける。
その時「公安委員」に囲まれておびえるシャルルにパッと帽子をとってニカっと笑う、宇月颯くんエルトン。
「大丈夫だよ」とも「安心して」とも言わないんだけれど、あの笑顔を見たらそれだけで安心出来ちゃいそうな笑顔。
もちろんシャルルはエルトンがパーシーの仲間だと知っているから安心した部分が大きいんだろうけど、でもあの状況であの笑顔をもらったのはすごい安心したんじゃないかな。
あの笑顔を間近で見たら、それだけでもう宇月颯くんが大好きになってしまった。
宇月颯くんは声もいいし歌えるし、ダンスも最低でも標準レベルであると言える子だけど、そういうスペック抜きにしてあの笑顔だけで充分。
さわやかだし、華やかなんだけど、何よりも「安心させてくれる」笑顔。
この人のそばならきっと幸せ、と思えるような。
だからって「いい人だけど、彼氏にはちょっとアレだな、夫ならいいかも」ってタイプじゃない。
「彼氏にしたい」じゃなくて「彼女になりたい」って感じ。
これまで好きになったジェンヌはたいがい破滅型で、かっこいいけどリアルで恋愛はできないぞ…ってタイプだったんだけど、宇月颯くんは全く真逆なタイプ。
リアルにこんな彼氏ほしいです。
で、芝居だけでもメロメロなのに、フィナーレの群舞がもうね、かっこいい!
今回の群舞は2人1組のフェンシングのチャンバラつきで、それがもう目がいくつあっても足りないぐらいカッコイイんだけど、その中でも宇月颯くんは一番!
チャンバラが終わった後、ペアの相手に笑顔でアイコンタクトするの、その笑顔が、今度はスポーツ少年のさわやか笑顔でね、これはむしろさわやかで可愛い感じ。
「お前、強くなったな!でもオレも負けないぞ」とか聞こえてきそう。
炎の中へのソロも短いんだけど、いい歌を歌うと思ったし、新公映像のロベスピエールの歌もよかった。
短い映像だから芝居がどうかはわからないけれど、ビジュアルで「お子ちゃまにしか見えないorz」となることもなかったし。
スカピン団全員が恋人とラブラブするシーンも可愛かったな~、すごく初々しい感じで。
エルトンは割と二人が待ち合わせ成功するのが遅くて、追いかけっこのあるカップルなんだけど、それがすごく可愛い。

宇月颯くんだけで1記事分ぐらい書いてるけど、以下他の人について。
まず、きりやん、まりもちゃん、おめでとう。
デュエットダンスが、衣装も大人っぽくてステキなんだけど、二人のダンスも色気があって綺麗でカッコイイ。
まりもちゃんは男前のダンスを踊らせたら絶品のかっこいい娘役だけど、こういう正統派もいけるんだねえ。
きりやんパーシーは、とうこちゃんパーシーとは全然違って、だからとうこちゃんの幻を見ずに純粋に楽しめた。
とうこちゃんは割と「守ってあげたい」タイプで、包容力!って感じの人じゃあないし、あすかちゃんは結構上級生なトップ娘だったから二人の素の関係性も「とうこちゃんが守る」じゃないし、そこまでとうこちゃんはあすかちゃんを引っ張ってなかった、仲良しだったけど。
それに引き換え、まりもちゃんはまだ新公学年のトップ娘、主演経験も多くないし、本公演でハッキリ「2番手娘役」もやってないんだよね、とうこちゃん時代はねねちゃんや南海まりちゃんや琴ちゃんが上にいたし、カクダンは娘役というにはかなり異色な役だし。
二番手ガッツリやってバウも複数主演やって就任したきりやんとは経験値も学年も相当離れている。
その二人の関係性の差と、きりやんの方が包容力タイプなのもあって、パーシーとマルグリットの関係性はかなり変わっていたと思う。
「僕の愛は君を守る」、パーシーのこの歌詞にマジにときめいた。
そしてマルグリットも新公の時の映像よりずっと進化している。
歌も芝居も。
まりもちゃん、本当に頑張ったんだな、と。
きりやん効果もあるんだろうな。
TCAもまだほとんど出てないまりもちゃん、本当にほぼ初顔合わせでここまでよく頑張った!
女優っぷりはやっぱりあすかちゃんの方があったけど、「革命のヒロイン」は似合っていたし、感情表現の豊かなフランス女性って雰囲気はあった。
気が強くて、だけど花のように笑う、革命が傷になってはいても後ろは振り向かない、そんなマルグリットだった。
女優になったのはきっと、マルグリットの「革命」なんだ。
人々を弟を幸せにしたい、その気持ちが革命に駆り立てたのに革命は新たな弾圧と殺戮を産んでしまった。
それに対して「償うために不幸でいる」ことは簡単だ。
だけどマルグリットはそんな逃げは選ばず、もう一度立ちあがって、「ヒロイン」として人を幸せにする道を選んだんだと、まりもちゃんマルグリットを見ていて思った。
「恋には少年のよう」というセリフの似合うパーシーとの並びはかなりよかったと思う。
とうこちゃんのやった役を他の人がやっても、これだけ個性が出てれば素直にいいな、と思える、そんな二人だった。
きりやんのグラパンはね、もうできるのわかってるからw
貸し衣装のセンスもステキ。
特製マスクはきりやんの方がきもかったけど。

さて問題はまさきとみりお君。
今回役代わりで見事なまでに正反対な役をやった。
黒、悪役、狂気のショーブランと、白、正義、純粋なアルマン。
王子様はみりお君で悪役はまさきかな、と見るまでは思っていたけど、そんなことはなかった。
王子様力も狂気の表現もまさきが一歩上。
まさきはまだ狂気のコントロールができず、やりすぎて相当怖くて変な人になってしまっている。
けど、みりお君は狂気自体があんまり感じられないんだな…
狂気を持ってないよりは、やりすぎの方が役者として今後期待できるなあ。
アルマンはアルマンで相手役のマリーが「娘役」より「女役」に近い人だったのが災いした。
王子様力が足りないとマリーが姉さん女房通り越して「おかん」になってしまう…
その点でまさきの方がマリーが可愛かったように思う。
みりお君の方が個人的には好きなんだけど、困ったなあ。
ただ、まさきのショーブランの歌を聞いていて、ちえちゃんは鉄の喉だったんだな、と。
1公演丸ごとあの歌やって喉つぶしてないんだもんなあ。
鉄の喉と言えばハマコちゃんだけどねw
みりお君は鉄の喉なわけじゃなく、慟哭してないから大丈夫だったんじゃないだろうか(苦笑

そしてパーシーの右腕とも言える2人、マギーともりえちゃん。
もりえちゃんにしいちゃんの幻が見えた。
あの太陽のしいちゃんともりえちゃんは違うのに。
マギーはねぇ…マルグリットに手紙読まれちゃうのも似合わないし、敬語キャラっぽくない…
ただスカピン団が全体に若いせいで「まとめ役」っぽさは二人ともしっかりあったかな。

プリンスそのかはもう楽しそうだねえ。
あのプリンスは「派手でアドリブできる人」にやらせないとえらいことになるので、この人選は正解。
もうちょっとそのかには出番あげてほしかったけどまあ仕方ない。
あのお布団いれまくりの体でよくもまぁあんなに動くもんだw
そのかプリンスはうつけ者のふりした策士っぽくて、なんかパーシーの正体わかってそうな気がしたw

宇月颯くん以外のスカピン団友人ズはどうかと言うと。
やっぱり若い。
新公学年の子が多い上、少年っぽい子も☆より多い気がする。
紅君とかは新公学年でも少年じゃなかったもんなあ。
唯一しーらんだけは「末っ子」っぽくて可愛かったけど。
友人ズ、スカイフェアリーズ経験者が多かったおかげで久しぶりの月組でも全員認識できた。
たまき君は知らなかったけど、「わからない子がたまき君」と覚えればよかったからね。
炎の中へのハーモニーが案外と良かった。
アニマル柄のパリのオシャレ衣装はみんなよく頑張って着こなしたよw
あのオシャレ衣装、パーシーのは今回の方が出来が良かった気がする。
いいなぁ~。

メルシエ、ク―ポーはどっちがどっちか最後まで覚えられなかったorz
見たことのない名前もわからない子だったからなあ…
恋人ちゃんズも同じ。

そして毎度素晴らしい越リュウ様。
ロベスピエールも色気満載。
オペラグラスで追っかけまくったぐらい。
ああ、あんなかっこよかったら悪人でも憎めないかもw

シャルルは特筆することもなし。
超下手ってわけじゃないけど上手くもないし可愛くもあんまりなかった。
なんでこの子なんだろう?
靴屋夫婦は上手い。
シモンはあみりちゃんという子なんだけど、新公卒業したてらしい。
あの学年でこれはすごいなあ。
ジュサップはあまおっちの方が好き。
コメディフランセーズのマルグリットの後の歌手は星がかぁたんだったせいもあるんだろうけど、すごく上手い歌手ってわけじゃなかったのが残念。
シュザンヌすら「あなた誰?」だったorz
サンシール侯爵のソロは星くみちょの方が好きだったかも…
デュテュルネーはなんか印象残らなかった。

そして今回はフィナーレもだいぶ変わってた。
群舞とデュエットはネ申。
問題はラインダンス。
衣装がひどすぎる。
なんというか、いかがわしい。
スカステではデザイン者が、ドレスをモチーフに貴婦人のイメージで~とかインタビューに答えてたけど、とんでもない。
娼婦っぽい、というのが本音。
それに引き換え群舞は本当ネ申。
2人1組のチャンバラはどのコンビもかっこいい。
ここぞとばかりに大暴れしているそのかもステキだし、まさきやみりお君も、マギーももりえちゃんも、下級生一人ひとりにいたるまでみんなカッコイイ。
太王四神記の玄武もよかったけど、あれとは別の方向性のネ申っぷり。
1本ものの後のイケコのフィナーレは毎度おなじみの流れだけど、それでも今回はラインダンスの衣装以外はかなりよかったと思う。

宇月颯くんに会いに、次も月組行っちゃうかも…
金欠に気をつけなくちゃw
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朽葉

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このページの管理者、朽葉。
とにかく生のステージが好き。
お笑いメインに、芝居、宝塚と西へ東へ。

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